この項目には性的な表現や記述が含まれます。ウィキペディアは未成年者を保護するための検閲をしていません。閲覧はご自身の責任で行ってください。免責事項もお読みください。
『鬼哭街 -The Cyber Slayer-』(きこくがい ザ サイバー スレイヤー)は2002年3月29日にニトロプラスから発売された武侠小説を下地とする18禁ノベルアドベンチャー。
目次
1 概要
2 ストーリー
3 登場キャラクター
4 登場キャラクター(ドラマCD版には未登場)
5 主題歌/Discography
6 スタッフ
7 ドラマCD版 スタッフ
8 関連品
8.1 小説版
8.2 CD
8.3 ドラマCD
//
「物語を純粋に楽しんでほしい」という製作側の意図として一切の分岐を廃された異色作。なおシナリオライターは「脊髄の赴くままに書いてしまった。」と発言している。 また、ホビボックスより同作のドラマCD『鬼哭街 反魂剣鬼』が2004年2月27日に発売されており、主人公の孔濤羅の声に井上和彦、妹の孔瑞麗役に田村ゆかり、敵役の劉豪軍役に鈴置洋孝と豪華声優陣が起用されている。
近未来の上海。町を牛耳る組織・青雲幇にはサイバネティクス技術の実用化によって肉体を機械(サイボーグ)化することで、超人的な身体機能を持つようになった人間が横行する時代となっていた。 生身でサイボーグに立ち向かう事が出来る『電磁発勁』の使い手として名を馳せた『紫電掌』こと孔濤羅(コン・タオロー)は、組織の凶手(暗殺者)であった。しかし1年前、彼はマカオでの仕事中に仲間に裏切られ、死線を彷徨う。漸く一命を取り留めて上海に戻った濤羅は、組織が裏切った仲間とサイボーグに牛耳られ、最愛の妹 孔瑞麗(コン・ルイリー)は惨殺された挙句、その意識が五体のガイノイド(アンドロイド)のメモリーに分割転写されてしまった事を知る。 濤羅は自分を裏切り妹を殺した者達への復讐と妹の意識が記録されたガイノイドを奪取し、妹の意識を再統合させる為、孤独な戦いを始めるのだった。 「手には一刀、斃すは五人・・・・・・魔都上海に報仇雪恨の剣が哭く」
(※声優はCDドラマ版「鬼哭街 [反魂剣鬼]」のもの)
孔濤羅 コン・タオロー(声優:井上和彦)
本作の主人公。サイボーグの機械化神経に電磁パルスを撃ち込み破壊する対サイバー気功術『電磁発勁』の使い手として凶手をしていた。人呼んで『紫電掌』。戴天流剣法の免許皆伝であり、得物の倭刀は戦車の正面装甲さえ断ち割る切れ味を誇る。 劉豪軍とその仲間に裏切られ瀕死の重傷を負うも一命を取り止める。1年振りに戻った上海で組織の変貌と妹の死を知り、自らと妹の復讐の為、組織に戦いを挑む。惨殺され分割された妹の意識を再統合させるため少女型ガイノイド瑞麗を連れている。
瑞麗 ルイリー(声優:田村ゆかり)
濤羅が連れている少女型ガイノイド。分割された孔瑞麗の意識を再統合させるため謝逸達によって作られた。当初は言葉を発する事もほぼ出来なかったが、孔瑞麗の意識が統合される度に言葉使いは流暢になっていった。しかし、それと共に彼女自身の意識にも変化が・・・?
樟賈寳 ジャン・ジャボウ(声優:小杉十郎太)
用心棒から成り上がった女衒(ぜげん)の元締め。豪腕を頼みにした北派少林拳の使い手。 人呼んで『金剛六臂』。 見た目通り性格も豪放。
朱笑嫣 チュウ・シャオヤン(声優:折笠愛)
鷹爪功を極めたサイボーグ武芸者。人呼んで『羅刹太后』。 性格は残虐にしてサディスティック。瑞麗の意識を宿した自らのガイノイドを破壊する事に愉悦を感じていた。
呉榮成 ン・ウィンシン(声優:大塚芳忠)
かつて、強力な殺人プログラムで悪名を馳せた電脳犯罪者。人呼んで『網絡蠱毒』。 現在は業界最大手のサイバーウェア研究開発企業・上海義肢公司の社長。組織の幹部の身体のチューニング担当も兼ねる。 性格は姑息な策士。しかし、ファンの間では彼によって引き起こされたビル内駐車場及び上海上空アクロバティックファイトの戦いを高く評価する声も多い。 ドラマCD版では、朱笑嫣、斌偉信のサイバーウェアのチューンナップと劉豪軍の義体の組み立てを担当していた。
斌偉信 ビン・ワイソン(声優:青野武)
豪軍の補佐にして暗器の使い手。人呼んで『百綜手』。 性格は策士だが、榮成とは違いいかなる時も沈着冷静。 ドラマCDではペトルーシュカの代わりに空中戦を演じている。青野武の怪演もあってなかなかの大活躍を見せるのだが、熱血親父になってしまった感がある。
劉豪軍 リュウ・ホージュン(声優:鈴置洋孝)
戴天流門下では濤羅の兄弟子であり、孔瑞麗の婚約者であったが、現在は最大の仇敵。人呼んで『鬼眼麗人』。 1年前、濤羅を裏切った後組織を牛耳り、サイボーグ武芸者達と手を組んだ。 脳以外の全身をサイボーグ化しているらしいのだが・・・
孔瑞麗 コン・ルイリー(声優:田村ゆかり)
孔濤羅の妹。惨殺された上、その意識を分割され五体のガイノイドのメモリーへと吸い出されてしまう。
媽祖 マーチェ
孔瑞麗の意識を分割転写された五体のガイノイドの一人で樟賈寳に与えられた。樟賈寳は彼女を慰み者とし、自分の経営する妓楼で娼婦として客も取らせていた。黒髪の東洋人美少女タイプで、翠色のチャイナドレスを着用。
ベネトナシュ
孔瑞麗の意識を分割転写された五体のガイノイドの一人で朱笑嫣に与えられた。青いショートヘアに黒のボンデージで、身体のパーツは市販量産品でまかなわれている。これはサディストである朱笑嫣が度々彼女を陵辱したあげくに物理的に破壊するため。なお、劇中では朱笑嫣は、このガイノイドを「ルイリー」としか呼ばない。
ペトルーシュカ
孔瑞麗の意識を分割転写された五体のガイノイドの一人で呉榮成に与えられた。金髪ロングヘアの美少女で青を基調としたアンティークドレスに身を包んでいる。髪飾りにつけている青バラが印象的である(青バラは自然には生えないため)。呉榮成がガイノイドデザイナーだったこともあって五人の中では比較的大切に扱われていたが、孔濤羅との対決の際に戦闘用ボディに換装され、戦闘力のない主人の代わりに戦わされる羽目になる。蜘蛛型に変形するボディと大量に隠された武器、そしてルイリーのメモリーを人質に使うことによって優位に立つのだが……ドラマCDでは孔濤羅と戦う役目を斌偉信に取られてしまったので印象が薄くなってしまっている。
ラースヤ
孔瑞麗の意識を分割転写された五体のガイノイドの一人で斌偉信に与えられた。金色の瞳、赤い髪に褐色の肌の美少女。斌偉信が彼女をどのように扱っているのか描写がないのでかなり影が薄くなっている。ある意味では一番不幸なガイノイド。ドラマCDでも主人の斌偉信は出番を与えられたが、彼女の影の薄さは変わらなかった。
瑞麗 ルイリー
劉豪軍が所有するガイノイドで、やはり分割された孔瑞麗の意識がメモリーに転写されている。外見は生前の孔瑞麗にうりふたつで、白緞子のチャイナドレスを着用した美女。豪軍はこのガイノイドに異様な執着を見せており、誤って僅かに傷を付けてしまった使用人を瞬殺している。