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高等工業学校(こうとうこうぎょうがっこう)は、第二次世界大戦後の学制改革が行われるまで存在した日本の旧制高等教育機関の一つで、工業に関する専門教育を施した旧制専門学校(実業専門学校)である。略して「高工」(こうこう)とも呼ばれる。
なお、この項目では厳密な意味での高等工業学校のみならず、高等工芸学校・鉱山専門学校(鉱専)および1940年代以降に新設された工業専門学校(工専)についても広義の「高等工業学校」ととらえ一括して言及することとする。
目次
1 概要
2 主要な高等工業学校
2.1 附属専門部
2.2 官立校
2.3 公立校
2.4 私立校
2.5 外地校
2.6 その他
3 関連書籍
4 関連項目
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概要
第二次世界大戦以前はほとんどが官立校であった。
1944年に高工(高等工芸学校を含む)は工業専門学校(工専)と改称された。さらにこれ以降、公立・私立の工専が多数設立された。
学制改革にあたりほとんどが新制の4年制大学工学部および工学関連学部に継承されている。
新制高等学校である「工業高等学校」と混同しないよう注意を要する。
校名はすべて設立当時の名称で、カッコ( )内は設立年と後身の大学・学部。後身校の変遷の経緯について省略したものは→→で示した。
大学専門部 (旧制)も参照のこと。
官立高等学校工学部
第三高等学校工学部(1894年7月・廃止)
1901年4月:廃止され、建物・設備・敷地を京都帝大に譲った。
第五高等学校工学部(1897年4月)
詳細は「官立校」の熊本高等工業学校の項を参照。
帝国大学・官立大学附属専門部
東北帝国大学工学専門部(1912年3月)
詳細は「官立校」の仙台高等工業学校の項を参照。
北海道帝国大学附属土木専門部(1918年4月・室蘭工業大学)
1887年3月:札幌農学校工学科として設置→1893年:廃止。
1897年5月:札幌農学校土木工学科として設置→1907年:東北帝国大学への編入により同農科大学(附属)土木工学科と改称。
1918年4月:北海道帝大の設立にあたり附属土木専門部に再編。
旅順工科大学附属工学専門部(1922年3月)
詳細は「外地校」の旅順工科学堂の項を参照。
大阪工業大学附属工学専門部(1929年4月)
詳細は「官立校」の大阪高等工業学校(1901年設立)の項を参照。
九州帝国大学附属工業専門部(1944年4月・廃止)
1949年1月:廃止。
東京工業大学附属工業専門部(1944年4月・廃止)
1948年3月:廃止。
私立大学専門部
日本大学専門部工科(1929年3月・日本大学工学部)
1949年2月:新制日大工学部の発足にともない吸収。
早稲田大学専門部工科(1939年1月・早稲田大学理工学部)
1949年4月:新制早大理工学部(第一・第二)の発足にともない吸収。
1951年10月:廃止。
立命館大学専門学部工学科(1942年・立命館大学理工学部)
1938年:立命館高等工科学校を開校。
1939年:立命館高等工科学校を立命館日満高等工科学校に改組。
1942年:立命館日満高等工科学校を立命館大学専門学部工学科へ昇格。
1944年:専門学部の立命館専門学校への改編にともない同校工科と改称。
1949年:新制立命館大理工学部の発足にともない吸収。
国内(内地)の学校の場合、後身校となる新制国立大学への包括は特に断らない限り1949年5月であり、学校としての廃止は1951年3月である。
東京高等工業学校(1901年5月・東京工業大学)