日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派(にほんかくめいてききょうさんしゅぎしゃどうめいかくめいてきマルクスしゅぎは)とは、日本の新左翼(革共同系)の過激派である。通称革マル派。中核派との内ゲバ殺人や盗聴などの反社会的な非合法活動で知られており、警察は「極左暴力集団」と呼称している。
目次
1 概要
2 歴史
2.1 結成の経緯
3 年表
4 学生組織
4.1 早稲田大学
4.2 東京大学
4.3 大阪経済大学
4.4 國學院大學
4.5 琉球大学
4.6 愛知大学
5 革マル派の活動拠点となっている大学
6 関連文献
7 関連項目
8 外部リンク
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概要
構成員:5300人
指導者:黒田寛一(死亡)、植田琢磨(現議長)、倉川篤(=松崎明・旧国鉄動力車労働組合委員長。元JR東労組会長)、森茂、土門肇、朝倉文夫ら
機関紙誌:週刊『解放』、隔月刊『新世紀』(旧『共産主義者』)
学生組織:日本マルクス主義学生同盟・革命的マルクス主義派(通称マル学同革マル派)
公然拠点:解放社
新左翼のなかで最大の5300人の構成員を有する。機関紙週刊『解放』・隔月刊『新世紀』がある。東京・早稲田にビルを構える「解放社」本社および全国6道府県に設置されている同社の支社等が表向きの活動拠点となっている(このほかに、暴力・盗聴などの犯罪行為を伴う、非合法な“裏の活動”を行うための非公然アジトが各地に存在する)。思想的にはマルクス・レーニン・トロツキーらの革命理論を基に、帝国主義の打倒と反スターリン主義を掲げ、「プロレタリア世界革命」とその一環としての日本における共産主義革命を目指しており、機関紙などでは「ブルジョア国家の転覆を目指す革命党」であると主張している。 中核派があらゆる反体制運動と連帯し、理屈を抜きに街頭で機動隊と衝突するなど、テロ・ゲリラ等の直接行動を重視するのに対し、革マル派は階級闘争至上主義であり、思想・理論の学習と組織の構築を目指し、それらの維持・拡大に向けた活動を重視している。そのため1960年代の街頭闘争や全共闘運動などからは距離を置き、成田空港建設反対闘争からも排除され、他の新左翼系過激派集団の多くと敵対関係にある。特に1970年代以降は、中核派等との内ゲバ(過激派同士で対立するグループのメンバーを襲撃して殺傷する行為)事件を繰り返し、双方に多数の死傷者を出してきた。しかし近年は、少なくとも表面上は暴力性・党派性を隠し、あくまでも組織拡大に重点を置き、基幹産業の労働組合や学生運動への浸透を図る戦術を採っている。最近は、街頭での集会・デモなどの際にも、「革マル派」というセクト名は隠して活動していることも多い。しかし、関係団体は中核派が絡んでいる団体に対してはあからさまな敵意を主張する場合が多く直ぐにばれるケースが多い。また、革マル派は、自派に対する他派からの襲撃事件や、警察庁長官狙撃事件・O-157集団食中毒事件・神戸連続児童殺傷事件・和歌山毒物カレー事件・イラク日本人外交官射殺事件・スペイン列車爆破事件・イラク日本人人質事件・ロンドン同時爆破事件などの社会的反響が大きい事件について、国家権力や米国のCIAなどによる陰謀であるとする主張を繰り広げている。また、中核派や解放派のゲリラ行為はこれらを利用した政府の自作自演であるという主張も見られる。革マル派が何を根拠にこのような陰謀論を展開しているのかは不明であるが、背景には他新左翼セクトとの激しい党派闘争の歴史があるとみられる。警察側はこれらの陰謀論について、反権力意識の高揚や組織の引き締めなどが目的であるとの見方を示し、「権力謀略論」と呼んで警戒している。なお、自派の非公然活動家が逮捕されたり、革マル派によって事実上支配されていた学生自治会が大学側によって非公認化されたりした場合なども、同じような「権力謀略論」を用いて警察・大学などを非難することが多い。