霞ヶ浦
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霞ヶ浦

衛星写真
所在地茨城県 千葉県
面積220 km2
周囲長249.5 km
最大水深7.1 m
平均水深4 m
貯水量0.85 km3
水面の標高0 m
成因海跡湖
淡水・汽水淡水
湖沼型過栄養湖
透明度0.6 m
 ・編・歴 

霞ヶ浦(かすみがうら)は、茨城県南東部から千葉県北東部に広がる湖沼水質保全特別措置法指定湖沼。「霞ケ浦」(ケが大文字になっている)と表記することもある[1]

国土交通省などにおいては、「霞ヶ浦」を西浦・北浦・外浪逆浦(そとなさかうら)・北利根川・鰐川・常陸利根川の各水域の総称として定義しており、公式にはこの定義が用いられる(本項目においてもこの定義に従う)。なお、河川法ではこの範囲を「常陸利根川」という利根川の支川として定義している。

一方、「霞ヶ浦・北浦」という表現のように事実上西浦のみを指して使われる場合も多く、定義が混在しているので注意が必要である[2]
目次

1 地理

2 利用

2.1 漁業

2.2 利水

2.3 観光


3 生物相

3.1 植物

3.2 鳥類

3.3 魚類・甲殻類

3.4 昆虫類

3.5 貝類


4 歴史

4.1 近代以前

4.2 近代

4.3 現代


5 交通

6 流域自治体

6.1 茨城県

6.2 千葉県

6.3 栃木県


7 脚注

8 関連項目

9 外部リンク

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地理霞ヶ浦と各水域石岡市高浜からの眺望(2005年4月)

湖面積220.0km2は日本第2位(日本の湖沼の面積順の一覧参照)[3]、茨城県最大。主な水域別の面積は次のとおり。

西浦(172km2)

北浦(36km2)

外浪逆浦(6km2)

常陸利根川(6km2)

なお、西浦の土浦市方面に伸びる水域を「土浦入(つちうらいり)」、石岡市方面に伸びる水域を「高浜入(たかはまいり)」[4]、この両者が交わる中央部の広い水域を「三叉沖(みつまたおき)」と呼ぶ。

平野部に位置するため流域面積は2156.7km2と広く、茨城県の面積の約35%を占める。水際線延長は249.5kmで、これは日本最大面積を誇る琵琶湖(235.0km)よりも長い。平均水深は約4m、最大水深は約7m、年間流下量は約14億m3、貯留量は約8.5億m3。主な流入河川は桜川、恋瀬川、巴川、小野川天の川など。

太平洋側に位置するため、梅雨期と台風による降水が多く、冬は晴天が多く降水量が少ない。特に周辺では冬に「筑波颪(つくばおろし)」と呼ばれる強い北西の季節風が卓越する。流域の年間平均降水量は約1300mmで全国平均(約1780mm)に比べると少なめである。

北には涸沼があり、南には利根川が流れ、北西には八溝山地の南端にあたる筑波山(標高877m)を擁している。霞ヶ浦の周辺は、台地と低地が入り組んだ場所が多く、筑波山は周辺の最高点であるため潮来市など遠く離れた場所でもよく望むことができる。

元々は「浦」という名前のように海の入り江に由来し、砂州や河川堆積物によって出口を閉ざされたラグーンである。そのため、時期や場所によって塩分濃度に違いはあるものの、かつての湖水には塩分が混じり汽水となっていた。特に1950年代から1960年代には、下流の河川改修(浚渫)の影響で海水が遡上し、近年ではもっとも汽水化が進んだ時期だった。当時の霞ヶ浦を知る人々にとって「汽水湖」という印象が強いのはそのためである。

しかし、1963年治水塩害防止を目的にして竣工した常陸川水門(逆水門)を利用することで淡水化が進行した(詳しくは霞ヶ浦の歴史を参照)。そのため、現在は、ほぼ淡水湖とかわらない状況にある[5]



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki