電子計算機
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パーソナルコンピュータ IBM PC 5150

コンピュータ (computer) は、広義には計算機、狭義には計算開始後は人手を介さずに計算終了まで動作する計算機。純理論的には、チューリングマシンと等価なものを指す。日常的にはパーソナルコンピュータ(パソコン)を指して「コンピュータ」と呼ぶことも多い。

なお、日本の法律上での呼称は「電子計算機」(でんしけいさんき、略称:電算機、電算)とされている。「電子頭脳」(でんしずのう、略称:電脳)という通称でも呼ばれる(人間の頭脳アナロジーとして、またロボットの頭脳として捉えられる事による)。

また日本では昭和30年代のコンピュータの生産が行われた時代から「電子計算組織」とも呼ばれ、21世紀を迎えても官公庁公式文書である入札公告などではこのように書かれることがある。

ハードウェアの構造からデジタルコンピュータとアナログコンピュータに大別されるが、現在使われているほとんどのコンピュータはデジタルコンピュータであり、単にコンピュータという場合はこちらを指すことが多い。

デジタルコンピュータは、おもに半導体素子を用いて作られた論理回路の組み合わせによって構成される。演算の対象は通常2進数によって表され、桁数を増やしていけば原理的にいくらでも計算精度を上げられるが、ほとんどの演算では、桁数が多くなれば必要な計算が増えて遅くなる。

対してアナログコンピュータは、加減算や微積分などを行うアナログ電子回路を演算増幅器によって構成し、それらを組み合わせて所望の演算を行う。演算の対象は電圧によって表され、演算結果はオシロスコープやペンレコーダなどに出力される。入力の変化に対してほぼリアルタイムで出力が得られる特徴があり、各種シミュレーションなどに利用されたが、演算内容を変更するためには回路を変更する必要があり、得られる精度にも限界があるので、デジタルコンピュータの高速化に伴ってその役割を終えた。

古くはチャールズ・バベッジによって開発された階差機関などがデジタルコンピュータの元祖であった。現在のデジタルコンピュータは、ストアードプログラム方式で逐次処理をして駆動するノイマン型コンピュータがほとんどであるが、量子コンピュータDNAコンピュータなどのノイマン型でないコンピュータも研究され、1990年代後半から画像解析分野などで実用化されている。例を挙げるならば、地球観測プラットフォーム技術衛星の映像解析など地球自然環境調査などの分野で利用されている。
目次

1 語源

2 コンピュータの仕組み

2.1 命令(バス)

2.2 ハード

2.2.1 記憶装置(メモリ)

2.2.2 演算処理(プロセッサ)

2.2.3 制御

2.2.4 入出力

2.2.5 アーキテクチャ


2.3 ソフト

2.3.1 プログラム

2.3.1.1 オペレーティングシステム




3 コンピュータの歴史

4 コンピュータの種類

4.1 携帯機器

4.2 研究段階のコンピュータ


5 関連項目

6 外部リンク

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語源

computer という語は元々は算術計算を行う人を指す言葉だった。この用法は(アメリカイギリスでは非常に稀になりつつあるが)今でも有効である。オックスフォード英語辞典第2版 (OED2) では、この語が機械的な計算装置を指す言葉として使われた最初の年を1897年と記している。1946年までには、異なるタイプの計算機を区別するために、OED2によってcomputerに付く修飾語句がいくつか導入されている。これらの修飾語の中には analogue、digital、electronicといった語が含まれている。しかし様々な引用文から、1946年以前にこれらの語が既に使われていたことは明らかである。

computer の定義や訳、その他の詳細な語源はWiktionaryの ⇒Computerの項目を参照のこと。


コンピュータの仕組み

1940年代に最初の実用デジタルコンピュータが登場して以来、コンピュータに使われる技術は劇的に変化してきたが、すべてのコンピュータはチューリングマシンの原理で動作している。チューリングマシンはあらゆる計算可能な数を計算することのできるプログラミング機械である。電子計算機の「計算」とはALU機能のことではなく、あらゆる計算という意味である。

チューリングマシンは非常に素直に動作する。チューリングマシンは命令とデータをメモリから取り出す (fetch)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki