陣太刀(じんたち)とは、太刀の拵えの様式の一つである。山名氏定紋散「黄金造陣太刀」
鎌倉時代末期の頃より、滑り止め、及び鎧と擦れて痛む事を防ぐために太刀の柄と鞘に平組紐や革紐を巻いた「糸(革)巻太刀」と呼ばれる太刀の拵えが登場する。革巻太刀の拵えと刀身
当初は実用を重視した作りのものが主であったが、桃山時代に入り、鞘の塗り仕上げや糸巻に用いる組紐、そして鍔等の金具に豪華な物を使用して装飾的価値を追及したものが登場するようになり、出陣した際の儀礼用として(「陣太刀」という呼び名はここに由来する)、また武家同士の贈答品として用いられるようになった。
江戸時代に入ると徳川幕府によって様式が定められ、武家が公式の場で佩用する「儀杖の太刀」として制定された。
以後、太刀の拵え、と呼ぶと通常はこの「陣太刀」拵えを指すようになり、現代でも装飾を目的とした日本刀の拵えとして製作されている。
参考文献
『図解 日本刀事典』(ISBN 978-4054032767)、学習研究社、2006
外部リンク
[ ⇒文化庁 文化遺産オンライン 梨子地葵紋散糸巻太刀拵
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カテゴリ: 武器・兵器関連のスタブ | 日本刀
更新日時:2008年11月10日(月)13:00
取得日時:2008/11/17 05:16