院内会派(いんないかいは)とは、国会の各議院において、活動を共にする国会議員2人以上で結成する団体。院内団体とも呼ばれる。国会法等の法律では単に「会派」と呼ばれる。
目次
1 概要
2 2008年現在存在する院内会派
2.1 衆議院
2.2 参議院
2.3 備考
3 統一会派
4 貴族院の院内会派
5 関連項目
6 外部リンク
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衆議院・参議院の各院内では、理念や政策を共有する議員が集まって院内会派を作り、議会活動を共に行う。会派の所属議員数によって、委員会の議席数や、発言・質問の時間配分、法案提出権などが左右されるため、政党とは違ったメンバーで構成されることもある。院内の構成単位はあくまでも会派であり、政党ではない。無所属で当選した人が政党会派に参加したり、無所属同士で便宜的に会派を結成することもある。衆参両院とも、慣例により議長と副議長は会派を離脱することになっている。
なお、所属議員が1人だけの会派(俗に一人会派-いちにんかいは、ひとりかいは-という)は制度上認められず無所属(参議院にあっては「各派に属しない議員」)扱いとなる。ただし、当該無所属議員の所属する政党等が政治資金規正法上の政治団体に該当する場合は、国会における各会派に対する立法事務費の交付に関する法律(昭和28年法律第52号)の適用に限り会派と同等とみなされ、一人会派に対しても立法事務費が支給される。
2008年現在存在する院内会派衆議院会派別勢力図参議院会派別勢力図
2008年9月24日現在
自由民主党 304
民主党・無所属クラブ 114(うち無所属クラブ部分1)
公明党 31
日本共産党 9
社会民主党・市民連合 7(無党籍議員なし)
国民新党・大地・無所属の会 7(新党大地1、無所属の会部分1)
無所属 7(うち議長・副議長各1、改革クラブ1、元自民系2、民主系1、中道系無所属1)
欠員1
2008年10月15日現在
民主党・新緑風会・国民新・日本 118(うち新緑風会部分5、国民新党4、新党日本1)
自由民主党 82
公明党 21
日本共産党 7
社会民主党・護憲連合 5
改革クラブ4
各派に属しない議員 5(うち議長・副議長各1、沖縄社会大衆党1、革新系無所属1、元自民系1)
備考
参議院の無所属議員については、同院での慣例にしたがい「各派に属しない議員」と表記する。ただし、この備考では以下「無所属(議員)」にとりまとめて説明。
所属議員数の多い順に記載するが、無所属についてはその多寡にかかわらず末尾とする(欠員がある場合は欠員を末尾としその前)。
人数表記(欠員を含む。)については、数字のみとする(「人」をつけない)。
いわゆる統一会派については、これを構成する政党・政治団体・無党籍議員などの人数の内訳をその多寡順に付記する(ただし、最多数のものは原則として省略し、無党籍者数は多寡にかかわらず末尾とする)。
政党・政治団体など固有の活動実体のあるものについては、その名称を用いて表記する(例:「新党○○3」)。当該政党等の名称が会派名に含まれない又は省略形である場合も、本来の名称を用いる。
無党籍議員については、会派名の無党籍者該当部分の名称に「部分」の文字を付記して表記する(例:「○○の会部分5」)。ただし、無党籍部分に団体としての独立・主体的活動様態がある場合は「部分」はつけない。なお、無党籍者該当部分の名称に相当するものがない場合は、無党籍として付記する(例:「無党籍1」)。
この「部分」という表記は「個別固有の政治的団体」(部分をつけない)か「無党籍議員の集合体の便宜的呼称」(部分をつける)かを分けることで、「独自の団体として正式に存在している(していない)」との誤解を避けるための本記事における便宜上の付記であり、院内外で一般的に「部分」をつけて呼称しているわけではない。
無所属議員についても、人数の内訳を付記する。
内訳の筆頭は議長・副議長とし、これに続けて政党・政治団体所属者、無党籍者の順(それぞれの中では多寡順)で記載する。
政党・政治団体に所属している(いわゆる一人会派などの)議員の場合はその政党等の名称を用い、無所属かつ無党籍の議員の場合は、直近に所属していた政党名があればそれを借用する(例:「元○○系」)、複数政党の統一推薦当選であればそれらを連記する(例:「○○・△△系」)、あるいはその他適切と思われる表現を用いるものとする。分類が困難である、又は分類することが適切でない場合は単に「無所属」などとすることも妨げない。
統一会派の無党籍議員又は無所属議員の内訳の記載に当たり、各議員の個人名を記載することはしない(一覧表において、少数派のみ個人名を掲載するのは公平性の観点で問題なしとしないため)。ただし、政党等の名称中に個人名の全部又は一部が含まれる場合はこの限りでない。
内訳羅列の区切りには全角読点「、」を用いる。中黒「・」は会派の名称中に用いられる例があるため区切りには使用しない。
会派の人数については会派名の後に半角空白を置くが、内訳の人数については原則として空白を置かずそのまま付記する。ただし「○○フォーラム21」のように名称が数字で終わる場合はこの限りでない。
いわゆる「派閥」について、その内訳を記載することはしない(院に直接関係がない、変動が激しい、複数の派閥に横断的に参加する議員もあるなどの理由による)。
会派名は各院に提出され議事録・公式ウェブサイト等で公表される公的な表記であるが、内訳における表示は本記事独自の表記であり、公的な証明力をもつものではない。
少しでも院内の発言力を高めるため、複数政党による統一会派がしばしば組まれる。近年では、衆議院の「国民新党・そうぞう・無所属の会」、参議院の「民主党・新緑風会・国民新・日本」が該当する。ちなみに、「無所属の会」は多くの場合、無所属議員同士が便宜上会派を組んだ時に使われる名称だが、1998年から2004年の間はこの名称の政党が存在した。