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数学の中で、特別の名前を冠するに足る重要な関数がいくつかある。
これはそれらの関数の個々の記事を参照するリストである。
目次
1 初等関数
2 整数論的関数
3 その他の特殊関数
4 超関数
5 関数のクラス
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リュービルは初等関数を次のように定義した。多項式を第 0 級初等関数、指数関数 ez と対数関数 log(z) を第 1 級初等関数、両者をあわせて、たかだか第 1 級初等関数と呼ぶ。以下、関数の合成を行うことで、たかだか第 n 級初等関数を帰納的に構成できる。たかだか第 n 級初等関数であって、たかだか第 n?1 級初等関数でないものを、第 n 級初等関数と呼ぶ。
多項式関数: 多項式は不定元のべきたちの定数倍と、それらの和のみからなり、不定元への値の代入が関数を定める。べき関数とも呼ばれる。多項式の次数 n により 「n 次関数」のようにも呼ばれる。
一次関数
二次関数
三次関数
有理関数: 多項式の商で与えられる関数。分数関数、代数関数とも。
平方根: 二乗すると与えられた数になるような数を返す。
立方根: 三乗すると与えられた数になるような数を返す。
指数関数: ある定数の冪乗。特に、自然対数の底 e の冪乗を扱うことが多い。
対数関数: 指数関数の逆関数であり、指数を含む方程式を解くのに便利。
三角関数: 正弦関数 (sin)、余弦関数 (cos)、正接関数 (tan)、その他。幾何学や、周期的な現象を記述するために使われる。
双曲線関数: 双曲正弦 (sinh)、双曲余弦 (cosh) など。三角関数に似た関係式を持つ。
主に整数論で使われる関数の一覧。
σ関数: 与えられた自然数の、各約数の累乗の総和。
オイラーのφ関数: 与えられた自然数以下で、その自然数と互いに素な自然数の個数。
分割関数: 与えられた正整数を、正整数の和で書き表す方法が、順序をのぞいて何通りあるか。そのパターン数を与える関数。
メビウス関数:n が平方因子を持つ数ならば μ(n) = 0、n が相異なる偶数個の素数の積ならば μ(n) = 1、n が相異なる奇数個の素数の積ならば μ(n) = ?1 と n によって3通りの値をとる関数。
ゼータ関数およびその類似物であるL関数:これらの関数と素数の間に深い関係があることは、リーマン予想で示唆されている。リーマン予想を仮定すると 素数の個数(しばしば π(x) と記す与えられた数以下の素数 の個数)も精度の高い式が得られることが知られている。ディリクレ級数のひとつでもある。
名前のついた関数を特殊関数というが、ここは他の分類に収まらないものの一覧。
絶対値: 与えられた数の符号を取り払ったもの。
床関数: 与えられた実数を越えない最大の整数を返す。
天井関数: 与えられた実数を下まわらない最小の整数を返す。
ガンマ関数: 階乗の一般化。
楕円積分: 楕円の周の長さから生じる。多くの応用において重要。
楕円関数: 楕円積分の逆関数。二重周期を持つ現象のモデル化に用いられる。
ベッセル関数: 微分方程式により定義される。天文学、電磁気学、工学でよく使われる。
対数積分: 「対数関数分の 1」の不定積分。素数定理において重要。
ランベルトのW関数: f(w) = w exp(w) の逆関数。
誤差関数: 正規乱数で重要な積分。
ベータ関数: ガンマ関数を用いて表現できる。
アッカーマン関数 (Ackermann function): 計算理論において、原始帰納的でない帰納的関数。
ヘヴィサイドの階段関数 (Heaviside step function): 負の値に対し 0 を、0 に対し 1/2 を、正の値に対し 1 をそれぞれ対応させるような不連続な実数値関数。