鉄道部
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鉄道部(てつどうぶ)とは、1990年6月1日から西日本旅客鉄道(JR西日本)がローカル線の活性化・効率化を狙って路線・区間ごとに設定した組織である。


概要

地域行事に即した臨時列車や路線の特徴を生かした観光列車の運転、新駅開業、新型車両の導入など地域に密着したサービスを円滑に行うこと、地域の要望などに沿った列車ダイヤ作成などを目的としている。

この鉄道部の設置は、1990年6月1日(第1次鉄道部)、1991年4月1日(第2次鉄道部、七尾鉄道部は9月1日発足)、1992年4月1日(第3次鉄道部)の3回に分けて行われた。

さらに1995年10月1日には、この鉄道部の基本を幹線系路線に応用し、業務統合による効率化やシステムの機械化を狙って、地域鉄道部(ちいきてつどうぶ)も山陽本線北陸本線に発足した。


課題

近年安全面に関する設備投資が抑制されてきたことと、いわゆる団塊世代の大量退職による技術力の維持が課題としてクローズアップされてきた。

そこで、JR西日本は2004年頃から鉄道部制に関する見直し作業に着手した。 その結果、まず舞鶴線を管轄する舞鶴鉄道部と、可部線を管轄する可部鉄道部を、それぞれ福知山支社・広島支社の直轄に移行させることが決定され、2006年7月1日より実行された。2008年6月1日には、岡山支社管内の津山鉄道部備中鉄道部を岡山支社直轄に移行、米子支社管内の出雲鉄道部を米子支社直轄に移行し、金沢支社管内の富山鉄道部北陸地域鉄道部に、越前大野鉄道部福井地域鉄道部に統合、岡山支社管内の府中鉄道部せとうち地域鉄道部に統合した。

JR西日本は、「今後も安全性向上のため、鉄道部の実態に即して見直しを検討していく」とコメントしている。(2006年7月9日 読売新聞 大阪本社版朝刊の記事より)


設置状況

2008年8月現在、19箇所の鉄道部と7箇所の地域鉄道部が設置されている。支社ごとの鉄道部設置状況は以下のとおり。なお、「×」を付したものは、すでに廃止されているものである。

金沢支社

糸魚川地域鉄道部

北陸地域鉄道部

福井地域鉄道部

×越前大野鉄道部(第1次鉄道部・2008年6月廃止。福井地域鉄道部に併合)

×富山鉄道部(第2次鉄道部・2008年6月廃止。北陸地域鉄道部に併合) 

高岡鉄道部(第2次鉄道部)

小浜鉄道部(第2次鉄道部)

七尾鉄道部(第2次鉄道部(9月1日発足))



京都支社

なし(全路線支社直轄)



大阪支社

亀山鉄道部(第1次鉄道部)

王寺鉄道部(第2次鉄道部)



和歌山支社

新宮鉄道部(第1次鉄道部)

橋本鉄道部(第2次鉄道部)



神戸支社

加古川鉄道部(第1次鉄道部)

姫路鉄道部(第2次鉄道部)



福知山支社

豊岡鉄道部(第1次鉄道部)

福崎鉄道部(第2次鉄道部)

篠山口鉄道部(第3次鉄道部)

×舞鶴鉄道部(第2次鉄道部・2006年7月1日廃止。福知山支社の直轄に)



岡山支社

せとうち地域鉄道部

×津山鉄道部(第1次鉄道部・2008年6月1日廃止。岡山支社の直轄に)

×備中鉄道部(第2次鉄道部・2008年6月1日廃止。岡山支社の直轄に)

×府中鉄道部(第2次鉄道部・2008年6月1日廃止。せとうち地域鉄道部に併合)



米子支社

木次鉄道部(第1次鉄道部)

浜田鉄道部(第1次鉄道部)

鳥取鉄道部(第2次鉄道部)

×出雲鉄道部(第3次鉄道部・2008年6月1日廃止。米子支社の直轄に)



広島支社

三原地域鉄道部

徳山地域鉄道部

下関地域鉄道部


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki