都道府県警察航空隊(とどうふけんけいさつこうくうたい)とは、都道府県警察本部に所属する組織のこと。ヘリコプターを使用することにより、各種警察活動を行う。
目次
1 任務
2 装備
3 航空隊のテロ対策機
4 隊員
5 関連項目
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主な任務として
パトロール(警ら)活動
犯人の捜索・追跡活動
交通状況調査、交通情報の提供、交通安全広報活動
公害事案の監視活動
廃棄物不法投棄等の監視活動
などが挙げられる。
また、山岳警備隊等が設置されている地域の航空隊では、遭難者の救助活動を担当している。
さらに、大規模災害が発生した際には、広域緊急援助隊を速やかに被災地に派遣し、重大事件(ハイジャック、テロ事件等)が発生した際には、特殊急襲部隊(SAT)を現場に展開させるなど、各種活動を行う。
都道府県の消防防災ヘリコプターが少ない一部の県では、要請により、離島・僻地からの急患搬送に出動する機会が多い。
配備されているヘリコプターの種類や保有数は、都道府県警察により異なるが、主に
ベルヘリコプターテキストロン社製「ベル 206」、「ベル 412」
川崎重工業、MBB社共同開発「BK117」
ユーロコプター社製「AS365ドーファン」
などを使用している。また警視庁、大阪府警察、千葉県警察の航空隊には
ユーロコプター社製「AS332シュペールピューマ」
が配備されている。シュペールピューマは大型のヘリコプターで、海上保安庁の特殊救難隊や、特殊警備隊(SST)も使用している。さらに、一部地域の警察では山岳警備、救助活動用に
アグスタ社製「A109」
を使用している。
航空隊に所属する一部のヘリコプターは「ヘリコプターテレビシステム」(通称ヘリテレ。テレビカメラで地上の状況を中継する。)夜間飛行用の赤外線カメラロープ降下用の機材
等を装備している。また、山岳警備隊等が設置されている地域の航空隊では、ヘリコプターに遭難者救助用の各種機材を装備している。
近年、一部地域の航空隊に、テロ対策機能を強化したヘリコプターが配備されている。
これは、中型ヘリコプター「ベル412EP」に、夜間飛行用の赤外線カメラや、電線を切断するためのワイヤーカッター等を装備したもので、機体は抗弾仕様であると言われている。
テロ対策機は、特殊急襲部隊(SAT)と連携して運用するため、SATが置かれている都道府県警察に配備されている。
また、各機体の所属、名称、登録番号は以下のとおりである。警視庁…おおとり8号(JA18MP)大阪府警察…まいしま(JA6868)北海道警察…だいせつ3号(JA01HP)愛知県警察…あけぼの(JA21AP)福岡県警察…とびうめ2号(JA01FP)
これらのヘリコプターは必ずしも「SAT専用機」ではなく、航空隊の警戒飛行にも使用される。また、大規模災害が発生した際には、災害支援ヘリコプターとして広域緊急援助隊などが使用する。
なお千葉県警察、神奈川県警察、沖縄県警察にはSATが置かれているが、「ベル412EP」は配備されていない。これらの県警察には、中型ヘリコプター「AS365ドーファン」や、大型ヘリコプター「AS332シュペールピューマ」が配備されている。
隊員はパイロット、「ヘリコプターテレビシステム」等を操作する搭乗員、整備員等に分かれている。
パイロットは外部で研修を受けさせて養成することが多いが、自衛隊のパイロットを幹部として採用する場合もある。また、隊長を含め隊員は警察官だが、一部地域では一般職員(技術吏員)も採用している。
関連項目
警視庁航空隊
東京消防庁航空隊
市町村消防航空隊
消防防災ヘリコプター
パイロット
ヘリコプター救急
カテゴリ: 日本の警察
更新日時:2008年9月19日(金)11:08
取得日時:2008/10/01 20:35