軟体類
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軟体動物門 Mollusca

アメフラシ
分類

ドメイン:真核生物 Eukaryote

界:動物界 Animalia
門:軟体動物門 ⇒Mollusca

下位分類
(本文参照)

軟体動物(なんたいどうぶつ)とは、動物界・軟体動物門に分類される生物の総称。一般的に貝類と呼ばれるものに加え、ウミウシクリオネオウムガイイカタコなどがここに分類される。
目次

1 概要

2 文化

3 分類

3.1 溝腹綱 Aplacophora

3.2 単板綱 Monoplacophora

3.3 多板綱 Polyplacophora

3.4 掘足綱 Scaphopoda

3.5 腹足綱 Gastropoda

3.6 二枚貝綱 Bivalvia

3.7 頭足綱 Cephalopoda


4 系統関係

5 関連項目

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概要

約11万種が知られており、節足動物門に次ぐ大きな動物門である。高山から深海にいたる地球上のあらゆる環境にたくさんの種類が生息する。このうちには全てのが生息し最も多くの種類が棲むが、淡水には腹足綱(タニシカワニナなど)と二枚貝綱(カラスガイ・シジミなど)のみが、陸上には腹足綱(カタツムリナメクジなど)のみが生息し、種類数では淡水に棲むものが最も少ない。

体のサイズは1mm以下のものから、触手を含めると体長20m以上になるダイオウイカまで、多様な種が存在する。体型にもさまざまなものがあり、ミミズに似たフナクイムシ(二枚貝)や、クラゲに似た半透明の生物ゾウクラゲ(腹足綱=巻貝)なども特殊な形に進化した軟体動物である。いっぽう二枚貝そっくりのシャミセンガイやホオズキガイなどは腕足動物フジツボカメノテなどは甲殻類で、別の動物群に分類されている。

体は骨格がなく、皮ふは粘膜におおわれていて、体が乾燥すると生きることができない。

外套(がいとう)と呼ばれるひだをもち、そこから炭酸カルシウムを分泌して殻をつくる。名のとおり骨格がなく軟らかな体も、殻を持つことで外敵から身を守ったり、姿勢を保持したり、乾燥を防いだりできる。ただしタコナメクジウミウシなど殻をもたないものもいる。

体内の外套腔という部分にえらをもち、外套腔内に水を出し入れすることで呼吸をおこなう。アサリなどの二枚貝は、この時に取り入れた水の中から餌をこし取って食べる。また、イカタコなどの頭足類は外套腔内の水を勢いよく噴き出して、ジェット噴射の要領で素早く移動することができる。ただしカタツムリなどは外套腔がに変化していて、空気呼吸で生きることができる。


文化

多くの種類が食用や薬用などで人間に利用されてきた。貝塚等から、先史時代より貝類が人類の食料になっていたことが知られている。古代ローマでは食用としてカキが養殖されていたという記録も残されている。

他にも、アコヤガイなどが生成する真珠は装飾品として珍重され、貝殻を像眼等の装飾に利用する例もある。貝殻収集趣味の一つとして行われる。


分類


溝腹綱 Aplacophora

無板綱ともいう。体はミミズのように細く、「溝腹」のとおり腹側には前後に細い溝が通る。

サンゴウミヒモ目 Neomeniida - サンゴウミヒモ、カセミミズなど

ケハダウミヒモ目 Chaetodermatida


単板綱 Monoplacophora

詳細は単板綱を参照

外見はカサガイ類に似ているが、環形動物とも共通する原始的な体のつくりをしている。カンブリア紀からデヴォン紀にかけて栄えたが、現在は太平洋深海から10種類ほどが知られるのみで、生きている化石の一つとされる。

ネオピリナ


多板綱 Polyplacophoraヒザラガイの一種

いわゆるヒザラガイ類。背中側に8枚の貝殻をもち、筋肉が分厚く発達した腹足で岩礁を移動する。触角はない。

サメハダヒザラガイ目 Leopidopleurida

ウスヒザラガイ目 Ischnochitonida - ヒザラガイ、ババガセなど

ケハダヒザラガイ目 Acanthochitonida



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen