赤石山脈(南アルプス)
赤石山脈・白峰三山 (2006年11月撮影)
所在地長野県・山梨県・静岡県
最高峰北岳(3,193m)
延長120km
幅40km
表・話・編・歴
赤石山脈(南アルプス)北部の山々(2002年12月撮影)南アルプス(2006年11月撮影)北より見る南アルプス(2007年2月撮影)
赤石山脈(あかいしさんみゃく)は、長野県、山梨県、静岡県に跨って連なる山脈。通称南アルプス。飛騨山脈、木曽山脈と共に日本アルプスと呼ばれる。
目次
1 地形
2 植生
3 赤石山脈に連なる主な山
3.1 北部
3.2 東側稜線
3.3 西側稜線
4 画像
5 関連項目
6 外部リンク
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北端には鋸岳〜甲斐駒ヶ岳〜早川尾根〜鳳凰三山と連なる連峰が北西から南東につらなり、この連山から野呂川・北沢峠を隔てた南側では、主に南北に連なる二列の山脈となる。東側の連山は白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)と白峰南嶺(広河内岳・黒河内岳・笊ヶ岳など)と呼ばれ、西側の連山は仙丈ヶ岳を北端とし、塩見岳(両者の連なる長大な尾根を仙塩尾根と称する)・荒川三山・赤石岳・聖岳・上河内岳・茶臼岳から南アルプス最南端の光岳に至る。光岳より南にもさらに山が連なり、光岳以南は深南部と呼ばれる(大無間山・黒法師岳など)。
北アルプスが、急峻な山容の山が多いのに対して、南アルプスは北部の甲斐駒ヶ岳〜鋸岳一帯を除き、比較的なだらかな山容の山が多い。これは、南アルプスが北アルプスより新しく隆起した山であるため、比較的浸食が進んでいないためだと考えられている。大部分の山々は中生代白亜紀の砂岩・頁岩・粘板岩などの地層からできていて、山肌は黒っぽい。ただし北端の甲斐駒ヶ岳〜鳳凰三山の連峰だけは花崗岩よりなり、山肌が真っ白で南アルプスの中では異彩を放っている。
最終氷期の氷河の痕跡である圏谷が、仙丈ヶ岳・間ノ岳・荒川岳などに見られる。
赤石山脈の西側には、平行して南北に延びる標高1,600〜1,800mの伊那山地がある。間の谷は、中央構造線によって作られたものである。一方、東側は、櫛形山地、身延山地がある。
また、南西は、静岡県と愛知県の県境の弓張山地(又は弓張山脈)へと続いている。広義の赤石山脈には、これらも含まれることがある。
前述のとおり北アルプスと比べて浸食が進んでいないため、土壌がよく発達しており、森林や高山植物も全般的には北アルプスより豊富である。また北アルプスより南側・太平洋側に位置しているため、冬季の降雪量は北アルプスより少ない。そのため、植生は全般に北アルプスより2〜300m上方にずれており、森林限界もその分だけ高めである。特に、大量の積雪に弱い亜高山帯針葉樹林の発達がよい。ただし、残雪に依存する湿性の高山植物はそれほど多くない。一般的には海抜1,700-1,800mあたりまでが落葉広葉樹林、海抜2,600-2,700mあたりまでが亜高山帯針葉樹林、それ以上が高山帯となっている。
北岳(草すべりと山頂南側の稜線)・仙丈ヶ岳・北荒川岳・三伏峠・中岳(荒川中岳)などに、非常に大規模な高山植物のお花畑があることが知られている。
▲鋸岳▲甲斐駒ヶ岳▲鳳凰山▲北岳▲間ノ岳仙丈ヶ岳▲▲農鳥岳▲広河内岳▲白河内岳▲塩見岳▲荒川岳▲赤石岳▲聖岳▲上河内岳▲光岳▲大無間山▲笊ヶ岳大沢岳▲▲小河内岳▲池口岳▲茶臼岳▲山伏三峰岳▲櫛形山▲●北沢峠