讃岐うどん(さぬきうどん)は、近年名づけられた香川県(旧讃岐国)特産のうどんの事である。
目次
1 概要
2 定義
3 歴史
3.1 近世以前
3.2 近代
3.3 現代
3.4 讃岐うどんブーム
4 メニューなどの用語
4.1 用語
4.2 メニュー
5 業態
5.1 一般店
5.2 セルフサービス店
5.3 製麺所
5.4 小売
6 食感・製法・原料
6.1 コシについて
6.2 手打ち式製法
6.3 小麦粉
6.4 だし
6.5 薬味
7 讃岐うどんに関する統計
8 その他
9 脚注
10 参考文献
11 関連項目
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伝来時期などは明らかでないが、元禄時代(江戸前期)の屏風絵にうどん屋を認めることができる[1]。古くから小麦[2]、塩[3]、イリコ(煮干し、カタクチイワシ)[4]、醤油[4]といった讃岐うどんの原料が、この地域で容易に入手でき、かつ特産品でもあった。なお、「讃岐うどん」という特別な呼称ができたのは古くはなく、香川県のうどんを名物として宣伝しだした1960年代頃と考えられている[5]。商品として製麺する讃岐うどんについては後述のような定義もあるが、香川県内のうどん店や家庭などで作られるうどんは一般にどれも讃岐うどんとされる[6]。
香川県内においてうどんは特に好まれて県民の生活の中で特異な位置を占めており、一人当たりの年間うどん消費量230玉は日本で1位となっている[7]。日本国内でのうどん総生産量を比較すると、2006年の時点で香川県は60,660トンであり、2位の埼玉県の19,827トンを大きく上回っている。また、ゆでうどん・生うどん・乾燥うどんの3種類すべてで生産量が1位となっている[8]。香川県民の多くは県外に出てもうどんへの拘りを隠さず、香川に帰ってうどんを食べることで帰郷を実感するほどである[9]。また、香川県のうどん店の客層は幅広い年齢にわたって分布しているのも特徴である[10]。
香川県では県全域にうどん店が分布し、生活に密着した食物・食習慣となっており[11]、「讃岐うどん通り」などと称されるような店鋪の特定集中区域はない。讃岐・香川に限らず、小麦粉の切り麺としてうどんは日本各地で発達したが、全国的にも讃岐うどんはブランドとして広く認知されており、各地のうどんを紹介する際に「第二の讃岐うどん」などの表現を用いることも多い[12][13]。香川県外では普通の店屋物のうどんでも讃岐・讃岐風を標榜するなど、讃岐うどんは広く認知されるようになっていった。なお香川では大晦日、年越し蕎麦よりも年越しうどんを食べる場合の方が多い。主に製麺所系のうどん店はこの日に限り玉売りしか行なわれない。
生めん類の表示に関する公正競争規約及び公正競争規約施行規則[14]において、「さぬきうどん」は以下の通り定められている。(1971年10月1日施行、1977年1月25日改正)
香川県内で製造されたもの
手打、手打式(風)のもの