警察庁広域重要指定事件(けいさつちょうこういきじゅうようしていじけん)とは、全国の警察機構が協力体制を取り、捜査に当たることを指定された事件である。
目次
1 解説
2 制定の歴史
3 指定事件一覧
4 外部リンク
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同一犯による犯行と思われる事件が複数の都道府県で起きた場合、或いは犯行件数が1件でも、捜査の過程で他の管轄の警察組織に協力を要請した場合、指定の対象となる。
逆に言えば、犯行件数が複数でも、一都道府県内に留まると見込まれる事件ならば、対象とはならない。
制定の歴史
1956年、現行の規定の前身と言える『重要被疑者特別要綱』が制定。当時は各地域の警察同士で縄張り意識が強く、広域事件発生時に連携が取れず、捜査の妨げとなるケースが多かったため、こうした事態を解決すべく発足。
1964年4月13日、『広域重要事件特別捜査要綱』が制定。重要被疑者特別要綱に比べ、地域間の連携や情報の統合を強化する内容になっており、これが広域重要事件を指定するための規定である。この要綱の制定には、1963年10月から1964年1月にかけて起きた西口彰事件が、大きく起因していると言われる。
1974年5月8日、『広域重要捜査要綱』に移行。指定事件を「社会的反響の大きい凶悪又は特異重要の事件」に限定。
1981年10月12日、『準指定制度』を増設。将来指定事件に発展する可能性のある事件や、広域捜査の必要性が生じた事件に対し適用される。
警察庁広域重要指定事件一覧指定
番号指定年月日事件被害金額または被害者数
101号1962年11月1日連続学校金庫破り事件
102号1964年7月4日連続官公庁金庫破り事件
103号1964年9月19日集団銀行帰り窃盗事件
104号1965年1月20日連続工場金庫破り事件
105号1965年12月9日古谷惣吉連続殺人事件8人殺害
106号1967年1月23日混血少年連続殺人事件3人殺害
107号1967年6月17日横須賀線電車爆破事件1人殺害、重軽傷者14名
108号1968年10月18日永山則夫連続射殺事件4人殺害
109号1970年7月29日連続集団窃盗事件
110号1979年12月12日連続銀行強盗事件2人殺害
111号1980年3月30日富山・長野連続女性誘拐殺人事件2人殺害
112号1982年6月24日藤沢母娘殺人事件5人殺害
113号1982年11月1日連続発砲強盗殺傷事件(勝田清孝)8人殺害
114号1984年4月12日グリコ・森永事件
115号1984年9月5日京都・元警官強盗殺人事件2人殺害
116号1987年9月25日赤報隊事件1人殺害
117号1989年8月15日東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件4人殺害
118号1991年6月17日千葉・福島・岩手誘拐殺人事件2人殺害
119号1991年12月30日スナックママ連続殺人事件4人殺害
120号1994年2月10日大阪愛犬家連続殺人事件5人殺害
121号1994年4月18日日本・外国人集団連続強盗殺人事件3人殺害
122号1995年6月12日大阪連続バラバラ殺人事件4人殺害
123号1995年7月26日浦安・横浜連続殺人事件
124号2005年12月7日マブチモーター社長宅殺人放火事件4人殺害
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更新日時:2008年6月28日(土)06:12
取得日時:2008/09/07 13:46