警備部(けいびぶ)とは、各都道府県警察本部に存在する部署のこと。主に思想的背景のある犯罪者や、テロリストへの対処、暴動鎮圧や災害対策、要人警護、各種情報・調査活動等を担当する。
目次
1 概要
2 警視庁警備部
2.1 組織
2.2 機動隊編制
2.3 特殊急襲部隊 (SAT)
2.4 爆発物処理班 (EOD)
3 武道
4 関連項目
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道府県警察の警備部には機動隊の他、各種情報・諜報活動を行う公安課、防諜担当の外事課が設置されているが、東京を管轄する警視庁だけは例外的に、警備部とは別に公安部が設置されている。このため、警視庁の公安、外事は機動隊とは別の所属となっている。
警備部は任務の性質上、一般的な警察とは異なり、むしろ軍事組織や情報機関に近いと言える。
欧州では、日本の機動隊が担当しているような任務を、軍警察(憲兵隊)が行う場合がある。
警視庁警備部は、警視庁の内部組織の一つである。警備部長は警備警察(但し、警視庁公安部所管のものを除く)に関する活動を指揮し、管轄下機動隊の最高指揮を担う。
組織
警備第一課
庶務―庶務係
警備企画(警備基礎資料)―警備企画係、警備管理第1・2係
警備実施(警備計画)―警備実施第1?3係
機動隊(機動隊の管理等)―機動隊第1・2係
警備情報(警備情報収集、分析)―警備情報第1?4係
警備連絡(警備資料作成)―警備連絡係
警備現場(警備現場記録等)―警備現場第1・2係
特殊急襲部隊
警備第二課
警備調査(警備対策)―警備調査第1・2係、警備対策係
警備訓練―警備訓練係第1?3係
警備装備―警備装備第1?3係
爆発物対策―爆発物対策係
災害対策課
震災警備―震災警備係
都市災害警備―都市災害警備係、機動救助隊係
警護課―セキュリティポリス
警護管理係(庶務担当)
警護第1係(内閣総理大臣担当)
警護第2係(衆議院正副議長・参議院正副議長・国務大臣担当)
警護第3係(各政党・要人担当)
警護第4係(外国要人・機動警護隊担当)
警視庁総理大臣官邸警備隊
警衛課(皇族直近の護衛は皇宮警察本部が担当)
警衛管理係
警衛第1係(天皇・皇后担当)
警衛第2係(皇太子担当)
警衛第3係(内廷皇族以外の皇族担当)
第一?第九機動隊
特科車両隊
各機動隊は隊本部(庶務係、会計係、教務係、警備係、通信係、特務係、広報係、騒音取締係、技術係、特殊技能係、操車係、整備係)と基幹隊(常設)5個中隊と特別機動隊(通常は警察署勤務)2個中隊の計7個中隊で編成。
第一機動隊(北の丸):儀仗隊、爆発物処理班を保有。隊舎が皇居に近いのでニックネームは「近衛」もしくは「旗本」
第二機動隊(墨田):水難救助隊、爆発物処理班を保有。水難救助隊からニックネームは「かっぱ」
第三機動隊(駒場):爆発物処理班を保有。ニックネームは「ほこり(隊舎が駒沢の旧陸軍練兵場跡にあり埃が舞うのと誇りとの洒落)」
第四機動隊(立川):治安警備部隊を保有。活動に実力行使が伴うのでニックネームは「鬼」
第五機動隊(市ヶ谷):近郊に大学が多い事と昇進試験での合格者多数からニックネームは「学」もしくは「精強」
第六機動隊(勝島):銃器対策部隊を保有。SATの前身部隊であるSAPもここに所属していた。臨港地帯からニックネームは「潮」
第七機動隊(調布):銃器対策レンジャー部隊、山岳救助レンジャー部隊、水難救助隊を保有。ニックネームはシンボルマークのライオンから「若獅子」
第八機動隊(新宿):銃器対策部隊、化学防護隊を保有。ニックネームは隠密行動に長ける事から「忍び」もしくは隊番号の“八”から「蜂」
第九機動隊(江東):水難救助隊を保有。ニックネームは「疾風」もしくはシンボルマークから「若鷲」
特科車両隊(市ヶ谷):爆発物処理班と化学防護隊を保有。特型警備車等で上記の隊の支援を行う。俗に『警察の機甲部隊』とも云われる。ニックネームは「技術」もしくは「支援」
特殊急襲部隊は、警備部警備第一課に設置されている。命令系統は警視総監直轄。
爆発物処理班 (EOD)
爆発物処理を専門に行う(Exprosive Ordinance Division)。班長は警部階級者。警視庁では第一、第二、第三、第六機動隊および特科車両隊の中に編成されている。班員装備は非常に重厚であり、フル装備の防爆防護服の重量は40kgを超える。ほかに不審物の中身を透視するX線検査装置や爆発物を回収するマジックハンドを携行する。近年のロボット技術の進展もあり、爆発物処理ロボット(外国製)も一部で運用されている。
各都道府県警察の武道、スポーツの代表選手はほとんど機動隊に所属している。