語呂合わせ(ごろあわせ)とは、文字を他の文字に換え縁起担ぎを行うものや、数字列の各々の数字や記号に連想される・読める音を当てはめ、意味が読み取れる単語や文章に置き換えることを指す。近年では、電話番号や暗証番号、数学など元の数字列が意味する事象を暗記する場合に使われる。
目次
1 縁起担ぎ
2 文字替え
3 数字の暗記
3.1 数学・科学
3.2 日本の歴史
3.3 世界の歴史
3.4 暦
3.5 電話番号
3.6 自動車のナンバープレート
4 専門用語
4.1 化学
4.2 難解な漢字
4.3 モールス符号
4.4 岩石の種類
4.5 指示薬の色の変化
4.6 ウイルスの種類
4.7 抵抗器のカラーコード
5 関連項目
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ある言葉について、その音と同一、または類似する別の語の意味をそこから聞き取り、それにこだわること。言葉の音そのものに意味があるとする言霊(ことだま)の思想が伺える。場合によっては、そこで聞き取られる音の縁起の悪さを避けるため事物に別の名を与える例もあるが、これは忌み言葉という(例えばナシ(梨)を「有りの実」(無し→有り)・スルメを(バクチで)擦るに語呂があうのであえてアタリメ(当たり眼)と呼ぶことや、亀有のように地名を変える場合もある)。 以下、縁起担ぎの語呂合わせの例を掲げる。
勝男武士
鰹節。織田信長の戦勝祈願の語呂合わせに使った。
カツ(豚カツなど)
「勝つ」に通じることから勝負事の前に縁起担ぎで食べることがある。ステーキ(ビフテキなど)と合わせて「テキにカツ」(敵に勝つ)とする語呂合わせも見られるが、1食の分量が多くなるため一般的ではない。
五円
お守り「ご縁」があるとして5円玉を持ち歩く人もいる。縁談の纏まる神社のお守りの中身にもなっていることがある。神社の賽銭では5千円札は千回のご縁が有るという意味。五百円玉は百回のご縁。何れも商売の取引先(ご縁)が増える様にという縁起担ぎ。45円は「始終ご縁がありますように」という意味。
89式5.56mm小銃のセレクターレバー
89式小銃の発射モードを切り替える際、ア(安全装置)→レ(連射)→3(3点射)→タ(単射)と切り替わるのだが、縁起担ぎに「アタレ(当たれ)3」と呼ばれる。またそのことから、89式小銃は「アタレ鉄砲」の異名を持つ。ちなみに、先代にあたる64式7.62mm小銃でもこの表記は採用されており、順番はア→タ→レであった。
御節料理
黒豆(まめに暮らす)、昆布(よろこぶ)、鯛(めでたい)など、語呂合わせで縁起を担ぐ料理を含む。
結納の品
結納を参照。
二升五合(にしょうごんごう)
一升が一升(ます)、それに五合が半升(はんじょう)、あわせて「ますますはんじょう 升升半升→益々繁盛)、商売繁盛を祈願。
文字替え
五五の祝い
厄年の25歳の祝い
六七の祝い
厄年の42歳の祝い
八八の祝い
厄年の64歳の祝い
2
「逃げる」。2月は日数が少ないため、仕事量も少なく仕事が逃げるという意味にも使われる。同様に仕事量の少ない8月(旧盆休みが入る)と合わせて、「ニッパチ」と呼ばれることがある。
4
「死」。複数台連ねる観光バスなどでは4号車を作らないことがある。例えば4台以上の場合、4号車を5号車と1台ずらす(あるいは寿号車に言い換え)などのことを行っている。列車では4号車を飛ばすケースはほとんどない。飛行機などでは座席の番号で4番を飛ばすことがたまにある。またマンション・ホテル・病院などでも、4号室、4階などの物を作らないことが多い。四の字も参照。キリスト教圏では語呂合わせではないものの、13や666などの数字が縁起が悪いとして嫌われているため、ホテルなどでは13階、13号室を飛ばすことがある。13 (忌み数) も参照。
9
「苦」。こだわる人の割合は4ほど多くはないが、病院では好まれないケースが多い。また、パチンコ屋では4と9の付く台番号を欠番にしている事が多い。最近はないが、一部のデパートでは9階を店舗フロアではなく機械室にしていた事があった。
42
「死人」・または「死に」。アメリカ大リーグでは黒人の名選手・ジャッキー・ロビンソンの長年の活動に敬意を表し、彼の使用していた「42」番を1997年に全チーム共通の永久欠番と定めたため、この意味も込めて大リーグから日本のプロ野球チームに移籍した選手がしばしば「42」番の背番号を付けることがある。