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記念貨幣(きねんかへい)とは、国家的な記念事業として発行する貨幣。記念貨幣は、国民がこぞって祝い、または記念すべき事柄に際して、発行される貨幣である。日本では、その発行は閣議によって決定される。記念硬貨、記念通貨、記念コインとも言う。なお、日本以外では記念紙幣(アメリカ合衆国建国200年記念の2ドル紙幣など)が発行される場合もあるが、日本では未だ記念紙幣については発行されていない。但し、D券二千円紙幣は西暦2000年(いわゆるミレニアム)、及び沖縄サミットを契機に発行されたという経緯があり、海外の紙幣カタログなどには記念紙幣として扱われている場合もあるが、法律上は普通紙幣である。
目次
1 日本の記念貨幣一覧
2 根拠法
3 日本以外の国の記念貨幣
4 関連項目
5 外部リンク
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日本の記念貨幣一覧東京オリンピック記念1000円銀貨東京オリンピック記念100円銀貨国際科学技術博覧会記念500円白銅貨幣、表(左)と裏内閣制度創始100周年記念500円白銅貨幣、表(左)と裏天皇陛下御在位60年記念500円白銅貨幣、表(左)と裏沖縄復帰20周年記念500円白銅貨幣、表(左)と裏皇太子殿下御成婚記念500円白銅貨幣、表(左)と裏関西国際空港開港記念500円白銅貨幣、表(左)と裏2002 FIFAワールドカップ記念500円ニッケル黄銅貨幣、表・ヨーロッパ、アフリカ(左上)、表・アジア・オセアニア(右上)、表・南北アメリカ(左下)と裏(右下)青函トンネル開通記念500円白銅貨、表(左)と裏
日本で記念貨幣が発行されたのは、1964年の東京オリンピック記念1000円銀貨幣が初めてである。2007年までに、50種が発行されている。なお、下表では鋳造元(造幣局)のウェブサイト等での表記に倣い名称を記載するが、刻印上の表記とは文字が異なる場合がある(例:年号・年数について刻印では漢数字を用いる、「周年」でなく単に「年」とする、など)。
日本の記念貨幣の最高額面は10万円だが、大量に偽造されて大問題になった。
地方自治法施行60周年を記念して、2008年以降、47都道府県の図柄をあしらった500円バイメタル貨と1000円銀貨を順次発行することが発表された。これはアメリカ合衆国の50州の図柄をあしらった25セント硬貨と同様の物で、10年をかけて毎年数県ずつの硬貨を発行するとのことである。この500円バイメタル貨は1ユーロ硬貨と同様、中央部が白銅、周囲がニッケル黄銅を素材とし、凸型を上下さかさまに重ねたコアの部分の白銅にニッケル黄銅のリングを重ねた3層構造のバイカラー・クラッド(2色3層構造で、白銅のコア部分は実は白銅張り銅の素材である)硬貨である。このような硬貨は日本では初めてのことで、フランスやイタリアの技術を基に独自の方法を採用したとのことである。2008年には北海道、京都府、島根県の硬貨が発行される予定である。
また、日本ブラジル交流年及び日本人ブラジル移住100周年記念の500円硬貨は既に鋳造が完了していたが、表面の図柄に予定していたサンパウロ州サントス市の「日本移民ブラジル上陸記念碑」について著作権問題が発生し、急遽図柄を「笠戸丸とブラジル」に変更して鋳造し直し、2008年6月18日に発行された。硬貨が鋳造後に図柄を変更して発行される例は日本では初めてのことで、他国においては、イタリアの1000リレ硬貨の国境線問題で回収して再発行した例があるが、極めて稀な事例である。
記念別貨種別販売価格材質等デザイン・発行時期発行年発行枚数
(単位:千枚)
東京オリンピック記念1,000円銀貨幣 196415000
100円80000
日本万国博覧会記念白銅貨幣197040000
札幌オリンピック記念197230000
沖縄国際海洋博覧会記念1975120000
天皇陛下御在位50年記念197670000
国際科学技術博覧会記念500円198570000
内閣制度創始100周年記念70000
天皇陛下御在位60年記念100,000円金貨幣198610000