言語連合(げんごれんごう、英: linguistic union, 独: Sprachbund)とは、系統にかかわらず共通の文法的・音韻的特徴を示す言語群をさす用語である。言語同盟、言語圏、言語領域、収束圏なども同意語である。
語族が同一の祖語から分かれた言語群であるのに対し、言語連合は、必ずしも系統的に関連のない言語同士が、同一の共通語文化圏に属したり、話者が同一地域に混住したといった原因により、それぞれの言語の言語学的特徴が影響することによって顕著な類似をもつにいたった言語群である。
したがって、ある言語が複数の語族に属することはあり得ないのに対し、複数の言語連合に属することがあり得る。また、特定の言語はいくら遡っても1つの語族に属するのに対し、特定の時期以前にはその言語連合に属していなかったり、以前にある言語連合に属していた言語が、その後それらの特徴を失っていったということがあり得る。
典型的な言語連合の例として、バルカン言語連合がある。また、日本語と朝鮮語も言語連合であるとの説がある。
関連項目
バルカン言語連合
漢字文化圏-東アジア言語
日朝言語連合
参考文献
後藤斉 「 ⇒エスペラントとヨーロッパ諸語の類似について」『エスペラント』第55巻(1987)9月号, pp. 7 - 8。
カテゴリ: 言語学 | 言語接触
更新日時:2008年5月18日(日)02:01
取得日時:2008/09/07 21:16