パトロールカー(patrol car)とは、一般に巡回や事故などへの出動を目的とした車両を指す。主に、警察の治安維持活動、ライフラインを点検する為の水道局、ガス会社、電力会社、電話会社、国土交通省、高速道路会社(旧日本道路公団等)、自主防犯活動(特に「青色防犯パトロール」と呼ばれる)に用いられる自治会町内会などで使用される車両がある。防犯活動用など一部のものを除き、特種用途自動車(8ナンバー車)である。
本項目では、警察におけるパトロールカー (ポリスカー(英語:police car)) について記す。
目次
1 日本のパトカー
1.1 白黒パトカー
1.2 覆面パトカー
1.2.1 私用概態警邏車
1.2.2 警護車
1.2.3 捜査車両
1.3 ミニパト
1.4 パトカーの主要装備
1.4.1 トランクに積まれている主な用具
1.4.2 一般車両と覆面パトカーの相違点
1.5 パトカーに使用される車種
1.5.1 パトカー専用モデルの詳細
2 パトカー乗務員になる為に警察官が受ける訓練
2.1 主な訓練・試験内容
3 アメリカのパトカー
3.1 車種
3.1.1 パトカー専用モデルの詳細
3.2 装備
3.3 中古パトカー
3.4 レース仕様車
4 画像ギャラリー
4.1 日本のパトカー
4.2 日本国外のパトカー
5 脚注
6 関連項目
//
日本のパトカー日本のパトカー (車種:スバル・レガシィB4)
警察におけるパトロールカーは、緊急自動車指定を受けた警察の車両であり、パトカーと略される。
パトロールカーは、大きく白黒パトカー(一般に見ることのできるパトカー)と覆面パトカーに大別される。
制服警官が乗務するパトカーで警察署の地域課機動警ら係や刑事課、交通課、自動車警ら隊、高速隊などに配置され、正式には、交通取締用の車両を「交通取締用無線自動車」、主にパトロール用の物を「警ら用無線自動車」という。
これは警察において最も多い型のパトカーで、日本の警察では主に地域警察、交通警察の警邏活動と刑事警察における捜査活動において使用される。刑事捜査における尾行の際、被疑者への警察の存在を秘匿する(密行と称する)必要があるので覆面パトカーを使うが、それ以外の場合は、むしろ警察車両であることを全面に押し出し分かり易く白黒パトカーで捜査や取締りを行う。
車両のデザインについて、警察庁では「車体を白黒色に塗り上部及び前面に赤色警光灯と拡声器を備え、横部に都道府県名を表記する」という指針がある。1950年(昭和25年)に登場したパトロールカー(当時は移動警察車と呼ばれた)の塗装は白色一色であった。1955年(昭和30年)、当時ほとんどが白色一色であった一般車[要出典]と区別するため、米国のパトロールカーを参考にして、未舗装道路が多かった当時の道路事情を考慮して下半分を汚れの目立たない黒塗装のデザインにした。しかし細かな規定はなく、各都道府県警により塗り分け方や警光灯の形状などが微妙に異なっている。文字表記は道府県によって「○○県(府)警」(例・大阪府警)と「○○県(北海道)警察」(例・神奈川県警察)に分かれている。香川県警察では以前は「香川県警」だったが、近年導入された車両では「香川県警察」に変更されている。