覆水盆に返らず
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覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)はことわざの一つ。

太公望に仕官する前、ある女と結婚したが太公望は仕事もせずに本ばかり読んでいたので離縁された。 太公望が周からに封ぜられ、顕位に上ると女は太公望に復縁を申し出た。 太公望は盆の上に水の入った器を持ってきて、器の水を床にこぼして、「この水を盆の上に戻してみよ。」と言った。 女はやってみたが当然出来なかった。 太公望はそれを見て、「一度こぼれた水は二度と盆の上に戻る事は無い。それと同じように私とお前との間も元に戻る事はありえないのだ。」と復縁を断った(出典は東晋の時代に成立した『拾遺記』による)。

この話から一度起きてしまった事はけっして元に戻す事は出来ないと言う意味で覆水盆に返らずと言うようになった。

ちなみにこの話は太公望の数多くの伝説の一つであって、必ずしも史実とは限らない(周代に盆という容器が存在しないこと、前漢の人物である朱買臣について、同様の逸話があることなど)。

同義の別例として"覆水収め難し"、同じ意味を表す英語の諺に "It's no use crying over spilt milk."(こぼしたミルクを嘆いても無駄) がある。ウィクショナリーに ⇒覆水盆に返らずの項目があります。 カテゴリ: 夏殷周 | 中国の言葉の文化 | 慣用句

更新日時:2008年9月14日(日)18:13
取得日時:2008/10/11 04:41


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki