西 義之(にし よしゆき、1922年5月20日 - )は、ドイツ文学者、評論家。東京大学教養学部名誉教授。
台湾生まれ。東京大学独文科卒。金沢大学助教授を経て、東大教養学部教授。1983年、定年退官後、名誉教授、金城大学短期大学学長を務めた。
ドイツ文学専攻で、ヘルマン・ヘッセ、シュテファン・ツヴァイクなど翻訳多数。60年代から70年代にかけて、進歩的知識人を批判、論争し、相手方から「ファシスト」と呼ばれた。1975年の『誰がファシストか』では、西欧のファシズム研究を紹介しつつ、進歩派こそファシストではないかと批判した。このあり方は、東大教授の先輩に当たる竹山道雄を継承するものである。
だが90年代以降は、大東亜戦争肯定論の類に対して疑問を投げかけている。
著書
現代ドイツの東と西 祖国をさまよう人々 新潮社, 1962
戦後の知識人 自殺・転向・戦争犯罪 番町書房, 1967
ヒットラーがそこへやってきた 文芸春秋, 1971
誰がファシストか 現代ファシズム学入門 ごま書房, 1975 (ゴマブックス)
キリスト教のわかる本 広済堂出版, 1975
学校は何ができるか 教師の責任・親の責任 サンケイ出版, 1977
変節の知識人たち PHP研究所, 1979
新・「菊と刀」の読み方 戦後日本と日本人の変容の歴史を再点検する PHP研究所, 1983
ドイツ文学と芸術の旅 三修社, 1984
ドイツうまいものの旅 三修社, 1985
ドイツライン・バイエルン・ロマンティック街道案内 三修社, 1986
ドイツ人の生き方死に方 ミュンヘンを舞台に 教育社, 1987
繁栄西ドイツが落ちた罠 日本は本当に大丈夫か 光文社, 1988 (カッパ・ビジネス)
定年教授の食卓 春秋社, 1993
天才たちの死に学ぶ ツヴァイク、フロイト、モーツァルト、ゲーテの死の瞬間まで 文芸春秋, 1994
「武士道」幻想 新渡戸稲造論 下田出版, 2004
翻訳
メリー・スチュアート ツヴァイク 高橋禎二共訳 新潮文庫, 1953
マゼランの世界一周 ツヴァイク 筑摩書房, 1956
イレーネ夫人の秘密 ツヴァイク 角川文庫, 1957
ヒマラヤを六度こえて ハンス・コップ 大日本雄弁会講談社, 1957
ナルチスとゴルトムント ヘルマン・ヘッセ 岩波文庫, 1959
車輪の下 ヘッセ 白水社, 1963
蒙古と青海 ピョートル・クズィミッチ・コズロフ 白水社,1967
キリストはなぜ殺されたか J.カーマイケル 読売新聞社, 1972
ヒトラーが町にやってきた ナチス革命に捲込まれた市民の体験 ウィリアム・シェリダン・アレン 番町書房, 1973
ヒトラー自身のヒトラー ヴェルナー・マーザー編 読売新聞社, 1974
わが20世紀 ルードウィヒ・マルクーゼ ダイヤモンド社, 1975
アインシュタイン・ボルン往復書簡集 井上修一,横谷文孝共訳 三修社, 1976
ヒトラー・ある息子の父親 ウェルナー・マーザー ティビーエス・ブリタニカ, 1978
ニュルンベルク裁判 ウェルナー・マーザー ティビーエス・ブリタニカ, 1979
シングルズ 脱結婚時代の生き方 ヘルマン・シュライバー ティビーエス・ブリタニカ, 1980
シルクロード スウェン・ヘディン 白水社, 1980 のち中公文庫
法律家の見たイエスの裁判 W.フリッケ 山本書店, 1990
この「西義之 (学者)」は、人物に関する書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正
カテゴリ: 人物関連のスタブ項目 | ドイツ文学者 | 日本の評論家 | 1922年生
更新日時:2008年2月4日(月)07:14
取得日時:2008/09/23 15:00