複合語(ふくごうご)とは、語構成において2つ以上の内容形態素によって形成された語をいう。合成語の下位分類の一つ。
複合語をつくる場合、もとの単純語の語形を変化させる場合があるが、変化の仕方は決まっている。動詞は学校文法でいわゆる連用形であり、「〜ます」の「ます」を除いた部分である。四段動詞ではイ段音、一段動詞(二段動詞)ではイ段もしくはエ段音である。形容詞はその語幹であり、「い」や「く」を除いた部分である。名詞の場合はそのまま使われる。
成分間の関係
並列関係 - 成分同士が対等の関係にあるものをいう。並列関係にある場合、連濁は起きない。
草木・赤白・田畑・尾頭…
従属関係 - 成分同士が対等でなく、一方がもう一方に従属しているものをいう。
買い物・着物・安売り・うれし涙…
円高(円が高い)・雨降り(雨が降る)…
山登り(山を登る)・田舎育ち(田舎で育つ)…
複合動詞 - 2つの動詞が結び付いてできた動詞をいう。日本語では非常に種類が多い。
切り倒す・ふりかける…並列的
引き始める・押し続ける・作り上げる・書き上げる…従属的(前項が基本的な意味、後項が文法機能などを担う)
カテゴリ: 形態論
更新日時:2008年7月30日(水)17:36
取得日時:2008/08/18 16:09