『蜃気郎』は西岸良平によって執筆された漫画作品。『漫画アクション』(双葉社)に、1979年から1981年にかけて連載された。
目次
1 概要
2 ストーリー
3 主な登場人物
3.1 蜃気郎の仲間
4 仲間について
5 出版物
6 関連項目
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裏社会で「悪の帝王」と恐れられる大怪盗「蜃気郎」が、自らの芸術的な犯罪計画の為に利用した人々を幸福にしてしまう、という「奇妙にさわやか」な筋立てが最大の魅力となっている。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
ストーリー
謎の人物、怪盗蜃気郎が多数の仲間の協力などによって様々な宝石や美術作品などを盗み出す。
ルパン三世やまじっく快斗などの他の漫画と異なり、作者の代表作三丁目の夕日のような人情味あふれる話が多い。
主な登場人物
蜃気郎 (しんきろう)
本名、年齢、生年月日、出身地など一切不明。頭脳明晰、運動神経抜群、神出鬼没で誰からも愛される性格と非の打ち所のない人物。変装の達人で世界中に秘密基地を持ち様々な華麗かつ芸術的手段で高価な品を盗み出す。絶対に他人を傷つけることはないが、自身の主義に反する姑息な小悪党には容赦がない。
黒猫やまと(くろねこ やまと)
蜃気郎の妹。14歳にして蜃気郎と同様に天才であるが一般常識が全く欠ける為、人類を滅亡させてしまう可能性もあるという蜃気郎の判断で海底など一般社会と隔離された場所か蜃気郎の身近で暮らしている。物語の終盤のみ登場した。
平塚八郎(ひらつか はちろう)
警視庁特捜課の刑事で蜃気郎のライバル。あちこちで窃盗を繰り返す蜃気郎を追うが毎回逃げられてしまう為、苦汁をなめ続けている。妻と一男一女の四人暮らし。自分の身近にも蜃気郎がいることを気づいていない。序盤では「猪熊」と言う名前だったが、後に平塚に変更されている。変更後の名前は昭和の名物刑事、平塚八兵衛からとったものと推測される。
蜃気郎の仲間
正式に仲間になった人物のみ記載。
シルバー(しるばー)
蜃気郎の愛犬。ある蜃気郎の基地が暴かれたとき逃亡した蜃気郎と離れ離れになる。一時はある少年に飼われていたが後に蜃気郎の元に戻る。窃盗などの教育もされている。他の仲間に連れられていた事もある。
萩原トミ子
地味なOLとホステスでの『ゆかり』の顔をメイクで使い分ける女性。店の客からの情報で株に精通しており金ののべ棒と宝石を貯めこんでいる。
コーヒー専門店「ポロン」のマスター夫妻
会社員を辞め、妻トモ子と喫茶店を経営している。地元の暴力団の嫌がらせに頭を悩ませていたが、蜃気郎の仲間である事が判明し解決した。店は密指令の受け渡し場所として利用されている。
子羊園教会 神父
身寄りのない子供達を預かる高齢の男性。資金不足のため蜃気郎の仲間となり盗んだ品を預かっている。
倉田大介
プロ野球チーム「西部ラインズ」の選手。34歳で投手から野手に転向する。二軍の選手であったが蜃気郎の研究所で特殊なトレーニングを受け大スターとなる。
仲間について
蜃気郎の仲間になると身分証明書となる印籠が渡される。この印籠は蜃気楼を恐れる世界中の悪人がひれ伏す影響力がある。
蜃気郎の仲間の経営していたり蜃気郎が正体を隠して立ち寄るタバコ屋、喫茶店などで合言葉を確認すると極秘情報を受け取る。その他荷物を預かったりする簡単な仕事で半年ごとに500万円の報酬が支払われる。
仲間以外にも関わった人物や変装した人物などには多額の報酬を支払っている。また、関わった人物の記憶を消去したこともある。
出版物
昭和50年代に双葉社より発売された単行本1,2巻および、黒猫やまとが登場する最終3話が短編集「タイムスクーター」に掲載された。また平成9年に低価格の廉価版も発売された。どちらも長らく絶版状態であったが、平成19年に廉価版の重版が発行され、コンビニエンスストアなどで購入可能となっている(ただし、話の順序は単行本とは異なる)。
関連項目
西岸良平
三丁目の夕日
鎌倉ものがたり
蜃気楼
カテゴリ: 漫画作品 し | 漫画アクション
更新日時:2008年8月25日(月)09:40
取得日時:2008/09/02 10:50