二次電池(にじでんち)は蓄電池(ちくでんち)、充電式電池ともいい、充電を行うことにより電気を蓄えて電池として使用できる様になり、繰り返し使用することが出来る電池(化学電池)のことである。
近年、関連業界および一般流通分野では、慣例的に「充電式電池」を簡略化して充電池(じゅうでんち)と呼ばれるようになっており、製品名としても見られるが、本来、学術用語ではなく、学術論文では用語として用いてはならない。日本で従来、車両(主に自動車)に用いられてきた鉛蓄電池を「バッテリー」と呼んできたため、単にバッテリー(battery)といえば、通常は蓄電池をさすことが多い。
一般的に二次電池は、その電気を使用しなくても、時間と共に蓄えた電気が徐々に失われる自然放電が大きいため、長期保存後に使用するには、失われた容量を回復させる為の充電(補充電)を行わなければならない。自然放電量は二次電池の種類や保存状態などによって異なる。
目次
1 特性
2 分類
2.1 一般型
2.2 液循環型
2.3 メカニカルチャージ型
2.4 高温動作型
3 比較
4 利用例
4.1 外部バッテリー
5 関連項目
6 脚注
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特性
公称電圧
放電容量
出力密度
充電効率
サイクル寿命
保存寿命(自然放電)
一般型
鉛蓄電池
リチウムイオン二次電池
リチウムイオンポリマー二次電池
ニッケル・水素蓄電池
ニッケル・カドミウム蓄電池
ニッケル・鉄蓄電池
ニッケル・亜鉛蓄電池
酸化銀・亜鉛蓄電池
メカニカルチャージ型
アルミニウム・空気電池
空気・亜鉛電池
空気・鉄電池
高温動作型
ナトリウム・硫黄電池
リチウム・硫化鉄電池
各種二次電池の比較を示す
種類電圧aエネルギー密度b出力c効率dE/$eDisch.fサイクルg寿命h
(V)(MJ/kg)(Wh/kg)(Wh/L)(W/kg)(%)(Wh/$)(%/mo)(#)(年)
鉛蓄電池2.10.11-0.1430-4060-7518070%-92%5-83%-4%500-8003 (自動車用), 20 (定置式)
VRLAi2.105
ニッケル-鉄電池1.20.185010065%5-7.3[1]20%-40%
ニッケル・カドミウム蓄電池1.20.14-0.2240-6050-15015070%-90%20%1500
ニッケル・水素蓄電池1.20.11-0.2930-80140-300250-100066%1.37 ⇒[1]20%1000
ニッケル・亜鉛蓄電池1.70.22601702-3.3
リチウムイオン二次電池3.60.58160270180099.9%2.8-5[2]5%-10%12002-3
リチウムイオンポリマー二次電池3.70.47-0.72130-2003003000+99.8%2.8-5.0~0.5
LiFePO43.2580-120170 [3]14000.7-1.62000+[4]
Li sulfur[5]2.0400[6]
Nano Titanate[7]2.3904000+87-95%r0.5-1.0[8]9000+20+
Li箔 ?3509596000 ?p[9]40000
亜鉛・臭素二次電池
バナジウム レドックスフロー二次電池1.4-1.625-35[10]
ナトリウム硫黄二次電池89%-92%
溶融塩電池70-110[11]150-2204.54[12]3000+8+
スーパーイオン電池
酸化銀電池130240
充電式アルカリ電池1.5
二次電池は自動車や航空機、農業機械など各種車両のほか、ノートパソコンやデジタルカメラ、携帯電話などのさまざまな機器に利用されている。特に携帯機器の場合、その容量が、製品購入時の決定要素となることも多いため、最新技術のバッテリーが採用されるのが常である。
デジタルカメラなどでは、本体にバッテリーを内蔵していることが多いが、それだけでは必ずしも十分時間使用できるとは限らないため、サードパーティー製の外部バッテリーパックが利用されている。