荷電粒子砲(かでんりゅうしほう)とは、高速の荷電粒子を打ち出す砲。
原理的には、現代の技術でも実現可能だが、加速器の小型化がなかなか進展しないため、まだまだサイエンスフィクション上の架空の兵器である。
目次
1 概要
2 反物質粒子砲
3 フィクション上の描写
4 関連項目
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砲弾として用いられる荷電粒子(電子、陽子、重イオンなど)を粒子加速器によって加速し発射する。
荷電粒子は磁場により容易に偏向するので、地磁気の影響を受けやすく、また宇宙空間にあっては太陽風など、他の荷電粒子束の影響も受けるため質量の大きい荷電粒子でなければビームを真っ直ぐ飛ばす事が難しいと考えられている。
そのため宇宙空間においては、(射出時に電子を付加するなどして)電気的に中性な粒子を用いる中性粒子ビーム砲が本命とされ、レーガン時代のSDI(戦略防衛構想)でも盛んに研究された。
誤解されがちだが、ここに記載されている理論を用いれば、原理的にも技術的にも実現は可能である。 しかし現在の地球上では必要十分な大電力が得られず(大気圏内で荷電粒子が直進するには質量の大きな荷電粒子であっても最低でも1万メガワットの出力が必要である)、また地球上での減退の問題もあって、実用化には未だ至ってないのが現状である。
砲弾として反粒子(陽電子、反陽子等)を用いる場合は、単なる荷電粒子による破壊効果のみならず、目標との対消滅が期待できる。ただし大気中を進行する反粒子ビームは対消滅による粒子の減衰が激しく、威力と射程が極端に落ちると考えられる。
SFなどに登場する荷電粒子砲は数え知れないほどある。また、劇中では程度の差こそあれ、強力な兵器として描かれる事が多い。
レーザーなどと異なり、目標到達までに一定の時間が必要で、なおかつ真空中でも視認可能と考えられたためアニメの描写において重用されている。
機動戦士ガンダムの監督富野由悠季は、ガンダムシリーズ(この場合宇宙世紀を舞台とした作品)に登場するビーム兵器の類は荷電粒子砲であり、その原理はブラウン管式テレビジョンの電子銃と同じ原理だと説明している。
ゾイドシリーズにおいては公式ストーリー、アニメ、漫画、ゲーム等の全てにおいて最強兵器の一つとして描かれている。設定としては「大気中の静電気を吸入ファンによって吸入し、圧縮、光速にまで加速して撃ち出す」物とされ、荷電粒子の定義も地球上のものとは大きく異なっていると思われる(静電気=荷電粒子ではない)。舞台となる惑星Ziは地球より遥かに大きな磁場があるとされるが荷電粒子砲の直進に成功している。アニメにおいては大気中に荷電粒子が漂っているものとされる。
反物質粒子ビームは、大気との対消滅のために、多くのSF設定では使用不可能とされる。ちなみにブルーノアの主砲は、反物質投射砲であるが、反物質に先だってプラズマを投射することで対消滅による減衰を防ぐ設定だった。
関連項目
レールガン
プラズマ砲
ミノフスキー粒子 - ビームライフル - メガ粒子砲(機動戦士ガンダムほか)
ゾイドシリーズ-デスザウラー
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カテゴリ: 武器・兵器関連のスタブ | SF兵器
更新日時:2008年7月3日(木)10:13
取得日時:2008/09/05 01:32