自動速度違反取締装置
今読みたいのですね
わかります

[Wikipedia|▼Menu]
オービス 、ORBISはこの項目へ転送されています。化粧品メーカーについてはオルビスを、環境教育プログラム「OBIS」については環境教育プログラムを、非営利団体についてはオービス・インターナショナルをご覧ください。名神高速のオービス(LHシステム)北海道に設置されているHシステム

自動速度違反取締装置(じどうそくどいはんとりしまりそうち)は、アメリカボーイング社で開発された、道路を走行する車両の速度違反を自動的に取り締まる装置である。通称のオービス(ORBIS)はラテン語で「眼」を意味する言葉からとった製品名であるが、他社の製品を含めての通称として使われることが多い。警察の隠語から「ネズミ捕り機」などと呼ばれる事もある。以下、本文中では取締機という。
目次

1 概要

2 歴史

3 種類と特徴

3.1 レーダー探知機による反応


4 問題点

4.1 人権との関係

4.2 誤動作

4.3 二輪車

4.4 違反者への通知


5 世界各国の自動速度取締機

5.1 スイス

5.2 ドイツ

5.3 フランス

5.4 韓国


6 脚注

7 関連項目

//


概要オービスの事前警告板オービスの事前警告板(沖縄)

主要な幹線道路や、速度違反が多発している道路などに設置されており、制限速度を超過して走行している車両を発見すると、当該車両の速度を記録し、ナンバープレート及び運転者の撮影を行う。基本的には赤切符の違反のみを取り締まり対象とし、一般道路では30km/h以上、高速道路では40km/h以上の速度超過で撮影される(ただし、各都道府県によっては閾値を変動させている場合もあるので留意)。国内の場合は、撮影の瞬間に、多くの場合は赤色(白色のものもある)のストロボ(フラッシュ)が発光する。取締機によって撮影されると、後日警察から当該車両の所有者に出頭通知が送付される。レンタカーなどの場合は、運転者特定のために数週間?数ヶ月を要する場合もある。

取締機を設置している道路には、設置していることを警告する看板が設置箇所の直前に少なくとも2箇所設置してある。これは被写体(違反運転者)にも肖像権が存在するためであり、写真を犯罪の証拠とするためには「事前告知」と「犯罪行為の瞬間の撮影」が必要であると裁判の判決で示されていることによる。看板の色は、各都道府県により異なる場合がある。また、在日米軍関係車両の通行が多い沖縄県では "SPEED CHECK" もしくは "SPEED CHECKED" と併記されている。場所によっては取締機の手前に別に速度検知器と速度警告板を設置してある場合がある。これは5km/h以上の速度超過で「速度落とせ」のランプが点灯するものである。

なお、取締機自体はライトアップされないため、夜間では見落としやすい。

アメリカ合衆国では、交通違反取り締まりに反発する人々から銃で撃ち壊される事件が多発したが、現在では各州で自動速度取締機設置に必要な法整備がなされ、多くの道路に設置されている。

日本の取締機も破壊攻撃を受けることを前提に設計されている。以前に、取締機に穴をあけてガソリンを流し込んだ上、放火される事件があったが、映像を記録する部分は無傷であった。他にも撮影部(カメラ部分)を何者かに持ち去られる事件もあった。

なお過去はフィルムに撮影したものを後日警官が回収していたが、現在は全て撮影と同時に電送されてしまうため、取締機を破壊しても映像は破棄されない。


歴史

オランダのラリードライバーモーリス・ガッツォニデスがコーナリング技術の向上のために「ガッツォ」というカメラを開発したのがスピードカメラの起源であり、取締機も同じ技術を利用して作られている。

日本におけるスピードカメラは、1980年頃にアメリカから "ORBIS III" が輸入されたのが始まりで、その後東京航空計器(オービスIII)、松下通信工業(現パナソニック モバイルコミュニケーションズ)(VT-1510)、三菱電機(RS-701)などで生産されていたが、現在では東京航空計器(LH)、三菱電機(高速走行抑止システム)で生産されている。なお、「オービス」はこの分野に限り[1]東京航空計器株式会社の登録商標(第1442534号・第1476539号)である。



今読みたいのですね
わかります

[次ページ]
[オプション/リンク一覧]
[記事の検索]
[おまかせ表示]
[トップページ]
[ニュースをチェック!]
[列車運行情報]
Size:38 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Smilegreen