臨時災害放送局(りんじさいがいほうそうきょく)は、放送法第三条の五に規定する「臨時かつ一時の目的のための放送」(臨時目的放送)のうち、「暴風、豪雨、洪水、地震、大規模な火事その他による災害が発生した場合に、その被害を軽減するために役立つこと」(放送法施行規則第一条の五第二項第二号)を目的とする放送を行う放送局。「臨時災害放送局」の語は電波法関係審査基準による。
これまでの事例では、地震、火山の噴火によって甚大な被害が発生した場合に開設され、被災した地域に各種情報(自治体からの災害関連情報、避難場所、救援物資、仮設住宅、ライフライン復旧状況など)を提供している。
これまでに5つの臨時災害放送局が開局されている。
FM796 フェニックス(1995年、阪神・淡路大震災、兵庫県神戸市、JOAZ-FM)
FMレイクトピア(2000年、有珠山噴火、北海道虻田町:現洞爺湖町、JOYZ1M-FM)
FMながおか(2004年、新潟県中越地震、新潟県長岡市)
※ FMながおかはコミュニティFMラジオ放送局だが、この地震に際し出力を臨時に20Wから50Wに増力して、自主製作番組の時間帯を災害情報番組に切り替えて放送した。
十日町市災害FM局(2004年、新潟県中越地震、新潟県十日町市)
柏崎市臨時災害放送局(2007年、新潟県中越沖地震、新潟県柏崎市、JOYZ4O-FM)
1990年11月からの長崎県雲仙普賢岳の火山活動に伴い、NHKが周辺地域への災害報道のため、大火砕流直前の1991年6月、中継放送所を利用した臨時のラジオ放送局「NHK島原放送局」(呼出符号JOBG、演奏所は島原市・有明学園島原経理学校内)を開設、雲仙普賢岳の状況、気象状況、防災生活情報などを、1回5分、1日数回、第1放送で放送した。1996年3月、任務完了で廃止。
外部リンク
⇒有珠山ネット
カテゴリ: 臨時災害放送局 | 放送局 | 災害情報
更新日時:2008年4月3日(木)15:12
取得日時:2008/09/07 08:17