脱藩(だっぱん)は、江戸時代に武士が藩を脱出して浪人になること。
本来、脱藩は「臣下の身で主を見限るものとして」許されず、江戸初期には、軍事機密の漏洩の恐れもあり、討手が放たれることもあった。しかし、太平の時代に入ると、軍事機密の意味は無くなり、慢性的な財政難のため、家臣が禄を離れることは、枢要な人物で無い限り事実上自由になっていた。もっともその場合にも法的な手続をとる事が要件となっており、これに反して無断で脱藩した場合には欠落の罪として扱われて家名は断絶・闕所、本人が捕らえられれば場合によっては死刑にされたのである。
幕末には、藩にいると自由に行動できないので、脱藩し尊王攘夷の志を立てようとする武士が増えた。藩の側も脱藩を黙認することが多かった。主な脱藩者には、吉田寅次郎や坂本龍馬、中岡慎太郎などが挙げられる。(P:歴史/P:歴史学/PJ日本史)。
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更新日時:2008年8月24日(日)07:10
取得日時:2008/09/23 01:29