美ヶ原
美ヶ原・王ヶ頭(2005年09月撮影)
標高2,034m
位置 ⇒北緯36度13分33秒
東経138度06分17秒
所在地長野県松本市・上田市・
小県郡長和町
種類火山
表・話・編・歴
⇒ウオッちず ⇒Google Map 美ヶ原
美ヶ原頂上 王ヶ頭の碑王ヶ鼻(松本市内から・2002年10月撮影)
美ヶ原(うつくしがはら)は、八ヶ岳中信高原国定公園北西部にあり、長野県松本市、上田市、小県郡長和町にまたがる。日本百名山の一つ。
目次
1 概要
2 歴史
3 観光
4 周辺にある小屋
5 アクセス
6 美ヶ原にある放送局送信所
6.1 地上デジタルテレビジョン放送送信設備
6.2 地上アナログテレビジョン放送送信設備
6.3 FMラジオ放送送信設備
7 隣接する山
8 関連項目
9 外部リンク
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フォッサマグナ西縁近くに噴出した第四紀の火山である。かつては楯状火山とその溶岩台地と考えられてきたが、安山岩質の組成を持つ火山の浸食地形と解釈されるようになった。最高峰は、王ヶ頭(2,034m)。他に、王ヶ鼻(2,008m)、茶臼山(2,006m)、牛伏山(1,990m)、鹿伏山(1,977m)、武石峰(1,973m)といったピークがある。山頂付近は平坦な台地状の地形で、美ヶ原牧場と呼ばれる牛の放牧地となっている。
長野県のほぼ中央に位置し、県内の広範囲を見渡す事ができる。 この事から、長野県の放送局(NHK、SBC、NBS、TSB、abn、FM長野)の送信所のほか、NTT、国土交通省、長野県防災行政無線、などの中継所、中部電力のマイクロ波反射板などが建てられており、放送・通信の要衝となっている。
古来、松本周辺の人々によって東山または王ヶ鼻と呼称されてきた。美ヶ原という呼称が定着したのは、1921年に木暮理太郎が、日本山岳会の会報『山岳』に登山の記録を載せてからである。
山頂付近は、平安時代より放牧地として利用されてきた。江戸時代には、御嶽山が展望できることから、御嶽教の山岳信仰の山ともなった。1909年に美ヶ原牧場が開かれ、本格的な牧場として利用が始まった。1930年、頂上に山本小屋が開業し、多くの登山者が訪れるようになった。1954年には、美ヶ原のシンボルとなっている「美しの塔」が、遭難防止のための道標および避難所として建設された。1957年、山頂までの林道が開通し、頂上付近までバスが運行されNHKとSBCのアンテナが王ヶ頭に建設された。1981年、ビーナスラインが開通し美ヶ原高原美術館が開館して、車で手軽に行ける観光地となった。
観光
高原散策(美ヶ原自然保護センター-王ヶ頭-塩くれ場-高原美術館)
散策路は、高原上の牧場の中を通る未舗装の車道であるが、一般車の通行は規制されている。徒歩2時間程度のコースである。初夏のレンゲツツジ、晩夏のマツムシソウを代表として、様々な種類の花が6〜9月頃には沿道に咲きみだれる。
美しの塔
美ヶ原高原にある塔。1954年に霧鐘塔(霧で視界が悪い時に登山者のために鳴らす鐘の塔)として建てられた。現在の塔は1984年に再建されたもので、高原のシンボルとなっている。美ヶ原産の鉄平石でできた高さ6メートルの塔で中は避難場所となっている。塔には尾崎喜八の詩集『高原詩抄』に掲載された詩「美ヶ原溶岩台地」が刻まれている。毎年4月25日に塔の前で開山祭が行われる。
美ヶ原高原美術館
美ヶ原温泉は、美ヶ原山麓の平地(松本市里山辺)にある温泉である。