緑茶(りょくちゃ、英語 green tea、中国語 リューチャー l?cha)は、茶の葉から作った茶のうち、摘み取った茶葉を加熱処理して発酵を妨げたもの。もしくはそれに湯を注ぎ、成分を抽出した飲料のこと。日本においては、日本茶と同意に使われる事が多い。
目次
1 概要
2 種類
2.1 日本の緑茶
2.2 中国の緑茶
3 作り方
4 緑茶飲料の商品
5 海外
6 飲用以外の用途
6.1 料理
6.2 食用
6.3 調味用
7 関連項目
8 注釈
9 外部リンク
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日本茶は、ほとんどが緑茶であり、日本でもっとも良く飲まれている茶である。中国茶も緑茶に分類される物が主流(ジャスミン茶として飲まれるものを含む)で、また、中国で最も飲まれている茶も緑茶である。(烏龍茶、プーアル茶などは、中国国内では比較的特殊な部類に入り、産地を離れると余り飲まれない。日本人にとっての玉露や抹茶の様な扱いになる)。
緑茶の製法は日本と中国では主流となっている方法がやや異なり、風味も異なる。日本では発酵を止めるために蒸すのに対し、中国では釜炒りを行うのが主流である。なお、日本国内でも佐賀県の嬉野茶(うれしのちゃ)や宮崎県・熊本県県境付近の青柳茶(あおやぎちゃ)の様に釜炒りの製法を取っているものがある。 未選別の中間加工品、茎・芽・硬葉等を含んだいわゆる荒茶[1]をそのまま販売する際に「青柳」と称する場合もあるので区別の必要なことがある。
緑茶のように茶葉収穫後に加熱処理を加え、茶葉自身に含まれる酵素による酸化発酵を極力抑えた物を不発酵茶と言う。この場合の加熱処理を殺青(さっせい、sh?q?ng)と呼び、また、これを蒸製により行なった場合を特に蒸青(じょうせい、zh?ngq?ng)と呼ぶ。日本においては蒸製により殺青を行なうものが主流だが、世界的に見るとこれはかなり特殊な部類に入り(と言っても緑茶の消費は中国と日本が主であり、古来は中国においても盛んに行なわれていたが)、現在では日本固有のものと言える。この他、炒製(釜炒り)、煮製(番茶類)、焼製、晒青(日光に曝す)などによる方法がある。
緑茶同様に茶葉を処理した後、微生物の作用を持って発酵させた後発酵茶(黒茶)と呼ばれる一群の茶飲料が存在する。阿波番茶(あわばんちゃ)や碁石茶(ごいしちゃ)がその例である。これらは特殊茶のなかの漬物茶に分類される。ジャスミン茶は、緑茶に乾燥させたジャスミンの花弁を入れて香りを付けたものであるが、分類上は花茶、着香茶に入る。
日本では、寿司や菓子とともに、あるいは食後に、熱い茶を飲むのが一般的だった。近年、ペットボトル入りの緑茶の普及と健康志向の高まりで、水やジュースなどと同じ感覚で屋外や運動中に冷えた茶を飲む例が増えている。飲料メーカーは「ノンカロリー」「カテキン効果」などを宣伝文句に販売し、欧米やアジア諸国でも緑茶ブームが起きている。空腹時に飲むと、カテキンが胃の内壁を傷つけるので注意が必要である。
日本の緑茶
抹茶(挽茶)(→茶道) - 碾茶を石臼を用いて微細な粉末に仕立てたもの。
煎茶(広義)(→煎茶道)
玉露 - 福岡県八女市が最も生産量が多い。
煎茶(狭義)- 日本で最も一般的。
番茶
出物のお茶
茎茶(棒茶・白折)
芽茶
粉茶
ほうじ茶 - 緑茶に含めないこともある。
玄米茶
豆茶
釜炒り茶
玉緑茶
釜炒り茶の番茶
漬物茶(発酵茶) - 「黒茶」として緑茶に含めないこともある。
中国の緑茶
龍井茶(ロンジンちゃ) - 浙江省杭州市産
黄山毛峰(こうざんもうほう) - 安徽省歙県産
六安瓜片(ろくあんかへん) - 安徽省六安市産
廬山雲霧(ろざんうんむ) - 江西省九江市産
竹葉青(ちくようせい) - 四川省峨嵋山市産
信陽毛尖(しんようもうせん) - 河南省信陽市産
都いん毛尖|都塩ム尖]](といんもうせん) ? 貴州省都猿s産
洞庭碧螺春(どうていへきらしゅん) - 江蘇省蘇州市産
?香iてんりょく) - 雲南省保山市ほか産
緑茶(日本式)の製造は以下の工程からなる。
生産(栽培、収穫) ⇒ 蒸熱 ⇒ 粗揉 ⇒ 揉捻 ⇒ 中揉 ⇒ 精捻 ⇒ 乾燥 ⇒ 篩分と切断⇒ 木茎分離(⇒ 抽出)
簡単に言ってしまうと、収穫した茶葉を蒸して揉み潰し、茶葉の型を整えつつ乾燥する、という工程の並びになる。