世界測地系: ⇒25°2′24″N, 121°30′43″E中華民国総統府正面(凱達格蘭大道)より中華民国総統府(別方向より)
中華民国総統府(ちゅうかみんこくそうとうふ、中華民國總統府)は中華民国(台湾)の元首である総統の官邸である。また、総統の側近組織も意味する。総統府とは別に、「玉山官邸」が存在するが、これは公邸に相当する。
目次
1 建物
2 総統府の組織と役職
2.1 研究機関
3 関連項目
4 外部リンク
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日本統治時代の1919年に完成した建物で、台湾総督府として利用されていた。
第二次世界大戦末期の米軍による空襲によって内部が全焼し中にいた職員の多くが死傷、建物も大きく破損した。世界大戦終結後に中華民国政府が接収し、修復を行ったため1948年に旧態に戻った。その後蒋介石総統生誕60周年を記念し「介寿館(介寿とは蒋介石の長寿を祝うという意味)」と名を改めた。
翌1949年、中華民国政府が中国本土から台湾に移動してきて以降総統府として利用されるようになった。現在、文化資産保存法により国定古蹟として登録されている。
上空の写真では日本の「日」を現す形に建てられている。
平日の午前9時から12時までは無料で内部見学が可能であり、日本語ガイドが案内してくれる。日本統治時代からのことをパネルで展示してある。なお、入館には身分証明書(外国人はパスポート)が必要。自由見学は不可で、全行程ガイド同伴による見学となる。監視カメラでチェックされる。撮影不可で、ビデオ、カメラは持ち込みできない(カメラつき携帯も同様)。ただし、年に数日「全館開放日」が設けられており、その日は自由見学となり、写真撮影や、通常の見学コースでは立ち入り禁止の区域も見学可能となる。一方で政治的な問題から、中華人民共和国の国籍保持者は見学できない。
本来、総統は行政に関与せず、五院の正副院長や構成員の任命や、五院間の調整役であった。そのため、総統府そのものは、総統官房機構としての役割を持っている。総統府組織法(1948年5月1日公布、1996年1月24日改正)により、総統府の組織や役職が定められている。
秘書長:正副総統を除く、総統府の組織のトップ。閣僚クラスの人物が着任している。
副秘書長:2名。秘書長を補佐する。
第一局:総統による法律公布や人事、国家機関・軍などとの調整を行う。
第二局:勲章や国璽の管理、公報の発行などを行う。
第三局:式典などの行事や建物・車・収支などの管理業務を担う。
機要室:正副総統の機要事項を担う。機要とは、国内外への祝電、送付文書に関する業務や、その行動スケジュールの記録や調整をさす。
侍衛室:警備を担当。構成員は軍人が占める。
公共事務室:広報や陳情の処理を行う。
人事処
会計処
資政:上級顧問。有給職と無給職がある。2006年6月以降、空席。
国政顧問:有給職と無給職がある。2006年6月以降、空席。
戦略顧問:将軍クラスの軍人の待機ポスト。
しかし、蒋介石は事実上軍事力を背景に君臨し、その彼が総統の職を占めた。そのため、総統府にも軍人のポストが多いばかりか、戒厳令を口実に総統が直接行政決定を下すため、もう一つの官房機構として、国家安全会議と国家安全局が設けられた。民主化後も、総統府と国家安全会議の組織はおおむね維持されている。
研究機関
中央研究院: 総統府直属の学術機関。
国史館:
台湾文献館
関連項目
中華民国総統
台湾総統選挙
中華民国大総統
中華民国国民政府主席
中華民国の政治
中華民国の歴史
中華民国
台湾総督府
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更新日時:2008年8月25日(月)16:44
取得日時:2008/09/06 06:05