絶対零度(ぜったいれいど、Absolute zero)とは、物質における温度の下限である。0 K(ケルビン)と表される。 セルシウス度で表せば-273.15℃である。
温度は、物質の熱振動をもとにして規定されているので、下限が存在する。それは、熱振動(原子の振動)が小さくなり、エネルギーが最低になった状態である。この時に決まる下限温度が絶対零度である。
古典力学では、エネルギーが最低の状態とは、原子の振動が完全に止まった状態である。ただし、現在では、この考えは間違っているとされている。量子力学では、不確定性原理のため、原子の振動が止まることはなく、エネルギーが最低の状態でも零点振動をしている。
熱力学第三法則によれば、ある温度(0 Kよりも大きい温度)をもった物質を、有限回の操作で絶対零度に移行させることはできない。
関連項目
熱力学温度(絶対温度)
統計力学
低温物理学
物性物理学
カテゴリ: 熱力学 | 温度
更新日時:2008年6月20日(金)21:15
取得日時:2008/07/23 03:26