空港(くうこう 翻訳借用 Airport)とは、航空運送の用に供する公共用飛行場である。おもに旅客機・貨物機等の民間航空機の離着陸に用いる。その名の通り、海運における港のような機能を持つ。フランクフルト・アム・マイン国際空港
目次
1 空港に要求される機能
2 空港に必要な設備
2.1 離着陸に必要な設備
2.2 旅客や荷物の積み降ろし設備
2.3 整備・補給能力
2.4 航空機が安全に飛行できる周辺空域
2.5 市街中心部との連絡
3 空港の経営主体と分類
4 空港で働く人々
4.1 空港職員
5 空港一覧
6 関連項目
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空港には、下記のような機能が要求される。
航空機を安全・確実・迅速に離着陸させる能力
旅客や荷物の積み降ろしを安全確実に行う能力、旅客の扱いについては快適性も要求される。
航空機の整備・補給能力。
旅客・荷物を市街中心部へ(または市街中心部から)遅滞無く送る能力。
国際空港では、出入国管理・通関・検疫(CIQ)に関する業務
上記の機能を満たすために、空港には様々な設備が設置されている。管制塔
(大阪国際空港)
離着陸に必要な設備として、着陸誘導設備、滑走路、着陸帯、誘導路、管制塔などがある。また目に見える設備ではないが、離陸着陸時に航空機が安全に飛行できる標準計器出発方式・標準到着経路・空域も不可欠である。
着陸誘導装置
着陸する航空機が正しい方向・降下角で接近できるように誘導する装置。ほとんどの空港は電波誘導式の計器着陸装置(ILS)を装備している。ILSは着陸する航空機を滑走路中心線上に誘導するローカライザーと、着陸点までの降下斜面を示すグライドパスの2種類で構成されている。この誘導によって着陸機は正しく滑走路の中心線上の着陸ポイントまで導かれる。
滑走路
使用する航空機に必要な長さ・幅・強度を有し、必要な照明類を装備した平坦な滑走路は空港の最重要設備である。
世界の大規模空港は着陸用、離陸用、横風用の3,000?4,000メートル程度の3本の滑走路を持つものが多い。
誘導路
旅客や荷物を積み降ろしするエプロンと滑走路を繋ぐ航空機用の通路。
管制塔
離着陸する航空機を、順序良く安全に誘導し指示を出す設備・管制官が配置された建物。空港の最も見晴らしの良い場所の高所に、ビルの最上階の形で設置されている。また管制塔の近くには、空港周辺の気象条件を調査する気象台が設置されていることが多い。
航空灯火
航空機の航行を援助するための施設。航空保安施設法によって定義され、航空灯台、飛行場灯火、航空障害灯に区分されている。
旅客や荷物の積み降ろし設備手荷物(貨物)の積み込み中
(大阪国際空港)搭乗前の手荷物検査
(ベルリン・シェーネフェルト国際空港)
空港のターミナルビルでは、旅客の搭乗券の発行、手荷物の受け渡し、搭乗前の航空保安検査などの業務を行っている。ターミナルビルと滑走路の間には駐機場が並ぶエプロンがある。ターミナルビルと航空機の間は、専用の橋状構造物(ボーディング・ブリッジ)か、タラップを利用する。タラップまでの移動は大空港では構内バスが基本で、地方の小空港などでは歩くことも多い。大型旅客機や貨物機の場合、荷物は殆ど専用コンテナに収められ、専用の車両によって迅速に積み降ろしが行われる。
付属する施設としては、出発便待ち客や乗り継ぎ客、見送り客が快適に過ごせるような待合室・ロビー・VIP用空港ラウンジがあり、レストラン・売店(国際空港ではDFSなどの免税店や外貨両替窓口なども)等が併設されている。