この項目では植物の「竹」について説明しています。
「竹」とも呼ばれる楽器の「尺八」については尺八をご覧ください。
日本のイラストレーターについては竹 (イラストレーター)をご覧ください。
大日本帝国海軍の駆逐艦については竹 (駆逐艦)をご覧ください。
「竹」の英語表記「バンブー」についてはBambooをご覧ください。
界:植物界 ⇒Plantae
門:被子植物門 ⇒Magnoliophyta
綱:単子葉植物綱 ⇒Magnoliophyta
目:イネ目 ⇒Poales
科:イネ科 ⇒Poaceae
亜科:タケ亜科 ⇒Bambusoideae
竹(たけ、英:bamboo)とは、イネ目イネ科タケ亜科に属する多年生常緑草本植物で、大型のものの総称。分類によっては「タケ科」とすることもある。一般的には大型のものを「竹」、小型のものを「笹」と呼ぶが、詳しくは後述する。また、竹を「草本」とするか「木本」とするかについては異説がある。『木#定義を巡って』も参照。
目次
1 概要
2 分類学上の扱い
2.1 竹と笹とバンブーの違い
2.2 竹の種類
3 利用
3.1 素材として
3.1.1 材木として
3.1.2 パイプ・容器として
3.1.3 ロープとして
3.1.4 工芸品・日用品の素材として
3.2 食材として
3.3 生薬として
3.4 繊維原料として
4 竹を扱った作品
5 竹にまつわる習俗・慣習
6 竹にまつわることわざ、慣用句など
7 脚注
8 関連項目
9 外部リンク
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竹は気候が温暖で湿潤な地域に生息し、アジアの温帯・熱帯地域に多い。
通常、地下茎を広げることによって生息域を広げる。一部の竹は周期的に開花し一斉に枯れることが知られている。その周期は極めて長く、マダケの場合は120年周期であると推定されている。しかし、まだ周期が分かっていない種類も多い(日本におけるモウソウチクの例では、種をまいてから67年後に一斉に開花・枯死した例が2例(1912年→1979年・1930年→1997年)記録されている[1])。竹の種類によって開花周期に幅が見られるが、一般にはおおよそ60〜120年周期であると考えられている[2]。
竹は成長力が強く、ピークの時は1日で1m以上成長する。竹林の近くにある民家の中に竹が侵入(竹の子が生える)する被害もある。地下茎が地面を広く覆うことからがけ崩れには強いが、逆に強風、地滑り、病気などには弱く、放置された竹林で地滑りの発生が多いという研究もある。
乾燥が十分なされたものは硬さと柔軟さを備えており、さまざまな素材として利用される。その繊維を利用して紙も作られている。竹酢液や竹炭としても利用されるほか、飼料、建材、工芸材料などとしても用いられている。
また、食材としては、若いものを筍として食べるほか、動物には葉を食料として利用するものもあり、ジャイアントパンダはこれを主食としている。
モウソウチクを除く種の多くは、その地域でしか生育しないことが多いが、その理由は不明である。
竹類にはタケ類(竹)とササ類(笹)とバンブー類がある。これらはすべて1つのグループで、通常はイネ科タケ亜科、場合によっては独立したタケ科を認める。
タケ類(竹)とササ類(笹)、バンブー類の相違点を以下に挙げる。
地下茎の有無
地下茎で生育繁殖するタケ類、ササ類とは異なり、バンブー類は分げつ(分蘖)によって株立ち状になる(後述)。
竹皮の着生
タケ類は生育後落下するが、ササ類は生育後も着生している。
葉の形態
タケ類は格子目があるが、ササ類にはそれが無く縦に伸びる平行脈である。