競艇選手(きょうていせんしゅ)とは、公営競技の競艇において、賞金を獲得するプロの選手である。
日本のプロスポーツとしては1450名程度の選手が存在し、スペシャルグレード (SG)、GI (G1)、GII (G2)、GIII (G3)、一般戦と呼ばれるレースで活躍している。トップレベルの選手になると年間に1億円以上の賞金を得ている。
目次
1 競艇選手になるには
2 競艇選手の生活
2.1 開催期間中
2.2 開催期間外
2.3 斡旋停止
3 競艇選手の収入
4 選手のクラス分け
4.1 仕組み
4.1.1 審査と適用
4.1.2 勝率
4.1.3 複勝率
4.1.4 出走数
4.1.5 事故点・事故率
4.2 8項
5 登録番号
6 選手寿命
7 選手会
8 関連文献
8.1 選手が執筆した書籍など
8.2 選手に取材した書籍など
9 脚注
10 関連項目
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競艇選手になるには福岡県柳川市にある「やまと競艇学校」に入校し、1年間の訓練を行わなくてはならない。
競艇学校への入学資格が2008年8月1日から始まる募集より、条件が大幅に変更となることが発表されている[1]。
以前は競艇選手の条件として、次に挙げる条件を満たすことが必要であった。
入学予定期日の時点で満年齢14歳以上21歳未満であること
身長 170cm 以下、体重 47〜55kg (女子 42〜50kg)であること
視力が両眼とも裸眼で 0.8 以上であること(眼鏡、コンタクトレンズの使用は認めない)
血圧が 150:90 以下であること
視覚障害若しくは眼筋平衡機能障害を起こす恐れのある眼疾患のないこと
その他体調上の問題のないこと
年2回入学式(4月入学コースと10月入学コース)がある。
詳細については漫画『モンキーターン』に詳しい。
レースの斡旋方法並びにレース前日から終了に至るまでの流れは競輪選手の場合と概ね共通している(詳細は競輪選手の項を参照)。ただし競艇の場合は1日に2回競走に出走する場合がある。またレースでフライングスタートに失敗して返還欠場となった場合(フライングもしくは出遅れによるスタート事故)、競輪で失格した場合とは異なり、1回目は賞典除外となるのみでそのまま開催最終日まで競走に参加できる(2回目で強制帰郷となる)。
開催期間中は、多くの選手がレースで使用するモーター(エンジン)の整備に時間を費やす。モーターは各競艇場に備え付けのものから抽選で割り当てられたものを使用するが、性能には個体差があるため、ピストンリングやクランクシャフトなどの部品を交換したり、ギヤの噛み合わせの調整(ギヤケース整備)、キャブレターの調整などを行ったりする。整備後はレースの合間などに試運転を行い、性能が向上しているかどうかを確認する。当然のことながら、整備により逆に性能が悪化することもあるので、その場合は状態を元に戻すことになる。また選手の持ち物となっているプロペラとモーターのマッチングのためにプロペラを微妙に加工したり、プロペラのメンテナンスを行ったりすることも多い(プロペラは使用することで水の抵抗を受け微妙に形状が変化するため、定期的なメンテナンスが不可欠である)。
このほか、絶食やサウナでの汗取りなどにより減量を試みる選手もいる(減量によりパワーウェイトレシオが改善し、ボートの性能が向上するため)。