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この項目では儀式の祭りについて記述しています。日本の曲・舞踊についてはお祭をご覧ください。京都府祇園祭の長刀鉾
祭(まつり)もしくは祭り(まつ-り)とは、神霊などを祀る儀式のこと。祭礼(さいれい)もしくは祭祀(さいし)とも呼ばれる。また、それに伴う催事を含んで「祭」とされる場合もあり、神霊などを祀る儀式と関わりのない催事のみを「祭」と称する場合もある。
目次
1 語源・用法
1.1 祭の呼び名
1.2 派生用法
1.2.1 インターネットスラング
1.2.2 フィッシング用語
1.2.3 隠語
2 祭の形態
2.1 原初的形態
2.2 キリスト教の祭
2.3 日本古来の祭
2.4 古代ギリシャ
2.5 インドネシア
2.6 その他の宗教の祭
2.7 特定のテーマによるフェスティバル
3 脚注
4 関連項目
5 外部リンク
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「まつり」という言葉は「祀る」の名詞形で、本来は神を祀ること、またはその儀式を指すものである。この意味では、個人がそういった儀式に参加することも「まつり」であり、現在でも地鎮祭、祈願祭などの祭がそれにあたる。
日本は古代において、祭祀を司る者と政治を司る者が一致した祭政一致の体制であったため、政治のことを政(まつりごと)とも呼ぶ。
また、祭祀の際には、神霊に対して供物や行為等、様々なものが奉げられ、儀式が行われる。その規模が大きく、地域を挙げて行われているような行事の全体を指して「祭」と呼ぶこともある。しかし宗教への関心の薄れなどから、祭祀に伴う賑やかな行事の方のみについて「祭」と認識される場合もあり、元から祭祀と関係なく行われる賑やかな催事、イベントについて「祭」と称されることもある。
「祭」は、語としては日本古来の祭を指す歴史が長いが、世界各地で行われる同様の行事にも訳語として用いられる。日本の祭について英語で紹介する場合「フェスティバル」が訳語として用いられる。
「祭」は様々な種類のものが各地で行われているため、日常会話などで単に「祭はいつ行われますか?」などと言っても、どこのどの祭を指しているのか判断しにくい。このような場合、その祭が行われる地域名と、祭礼の行事の内容や出し物の名前を指す名称を組み合わせた名前で呼ばれることが多い。また、その祭の行われる地域の中では、行事の内容や出し物の名前のみに省略して呼ばれることも多い。
また愛称として、行われる寺社などの名称に「(お)○○さん」または「(お)○○様」などの敬称・愛称をつけたものもある。
祭の賑やかな様子から、何かが賑やかな状態になっているのを例えて使用されることがある。
一部の電子掲示板で、特定のスレッドが異常な盛り上がりを見せ、流れが通常よりも速くなっている状態を(お)祭りという。
「祭り」が起こる原因はブログ炎上や芸能人等のスキャンダルな事件・ニュースが多いが、ネットいじめ(祭り上げられる)等といった迷惑行為、またはメディア等へのアンチテーゼであり、それを見て面白がった者達が関連する掲示板のスレッドなどに続々と参加することによって「祭り」が更に盛り上がる。
また、単に群集心理などに乗じた愉快犯的にこの様な行為を好んで行う者を指して、「ネットイナゴ」などの言葉も作り出されている。
隣り合った釣り人の、仕掛け、糸などが絡まることをお祭りという。他人の糸、仕掛けに関係なく自分自身の糸、仕掛けがからまってしまう事を手前祭りという
男女が性交している様子を指す隠語。一説には「汗をかいてワッショイワッショイ」とする態からこう言う。祭りは新しい氏子を承認する場であり、氏子誕生の場であるところから、氏子誕生の生殖行為をも祭りと言うようになった。主に現場を覗いたりその気配を察した時に「お祭りをやってやがる」といった用い方を行う。
祭礼の形は世界各地で多様な形を示すが、原初の祭は一つの信仰に基づいていたと考えられる。すなわち豊穣への感謝・祈りでありジェームズ・フレイザーの『金枝篇』で生命の死・再生を通して考察された。農耕社会においては収穫祭が古いものであるが他にも祭壇に動物の生贄を捧げる形式があり、ともに命によって豊穣を得られる信仰が窺える[1]。『金枝篇』に載せられている例でいえばヨーロッパのキリスト教以前の色を濃く留めている風習の一つで、収穫した穀物を使い人形状のパンまたはクッキー(人体の象徴)を作り、分割する祭礼があり聖餐との類似が指摘される。