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神経繊維 (しんけいせんい、神経線維とも 英:nerve fiber, axon) は、神経細胞の細胞体から延びる細長い突起で、実体は神経細胞の軸索である。神経線維は活動電位の伝導に加え、神経終末と細胞体との間の物質交換に役立っている。肉眼的に見える「神経」は、神経線維の束(神経線維束)とその周囲の結合組織からなる。
末梢神経の神経繊維は髄鞘の有無(有髄、無髄と呼ぶ)、直径、伝導速度等で分類される。下表で判る通り、有髄線維と無髄線維では有髄線維が、同じ種類の線維間では直径が大きい方が伝導速度が速い。前者は跳躍伝導、後者は電気緊張電位の広がりの違いによる。一般に、骨格筋運動と付随する固有感覚、部位のはっきりした皮膚感覚は伝導速度の速い線維を、交感神経活動や鈍痛などは伝導速度の遅い線維を利用して伝えられる。
分類髄鞘平均直径(μm)平均伝導速度(m/s)役割
Aα有15100骨格筋や腱からの感覚、骨格筋の運動
Aβ有850皮膚の触圧覚
Aγ有820筋紡錘の錘内筋運動
Aδ有315部位が比較的明瞭な皮膚の温痛覚
B有37交感神経の節前線維
C無0.51交感神経の節後線維、皮膚の温痛覚
感覚神経(求心性神経)では次の分類が用いられることもある。なお、本来はローマ数字で記述する。
分類髄鞘平均直径(μm)平均伝導速度(m/s)感覚
Ia有15100筋紡錘
Ib有15100腱器官
II有950筋紡錘、皮膚触圧覚
III有320部位が比較的明瞭な皮膚の温痛覚
IV無0.51鈍痛、内臓痛
神経線維はさまざまな状況で損傷し、ヒトを含む動物の機能を損なう。外科的に治療できる場合もあるが、根治できないこともある。
機械的損傷
脱髄疾患
髄鞘形成不全疾患
神経線維腫
神経鞘腫
関連項目
神経
神経細胞
カテゴリ: 改名提案 | 神経
更新日時:2008年7月26日(土)15:14
取得日時:2008/08/28 05:53