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社会民主主義(しゃかいみんしゅしゅぎ Social Democracy)は、自由主義社会における中道左派思想の一つ。共産主義=マルクス・レーニン主義と一線を画し、市場経済を認め、議会政治を通した変革を目指し、自由や人権の遵守、友愛、連帯、政治・経済・社会的公正や平等をともに希求する思想とされる。経済政策では、市場経済と政府の介入による経済政策(混合経済)を重視する点に特徴がある。1990年代以降、市場原理をより重視する「第三の道」の台頭によって、社会民主主義は多様化してきている。
目次
1 欧州の社民主義の歴史
2 社会民主主義の特徴
3 社会民主主義の変化・多様化
4 各国の社会民主主義政党
4.1 ヨーロッパの主な社会民主主義政党
4.2 その他の地域の社会民主主義政党
4.3 日本の主な社会民主主義政党
5 脚注
6 関連項目
7 外部リンク
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社会民主主義という単語は、この語の生まれた19世紀においては「マルクス主義」や「共産主義」と同意語であった。但し、当時の「社会民主主義」や「共産主義」は、現代的な意味での社会民主主義あるいは共産主義とは大きく異なる。
現代的な意味での社会民主主義の源流としては、政治思想の分野ではドイツ社会民主党と第二インターナショナルの指導者にして「マルクス主義の法王」と呼ばれたカウツキーが、経済思想の分野ではマルクス経済学者であるヒルファーディング蔵相らが社会民主主義を本格的に体系化した。
後になって同党右派エドゥアルト・ベルンシュタインが『社会主義の諸前提と社会民主主義の諸課題』(1899年)で資本主義の崩壊と革命というマルクス主義における革命主義的な側面が不要になったと主張して修正主義を唱えたが、これはカウツキーらの立場と激しく対立し、1903年のドレスデン大会では当時党内の過半数を占めた革命主義的マルクス主義者に敗北して日の目を見ることはなかった。
この他、マルクスの流れとは別にフェビアン協会など社会改良主義の流れを汲む英国社会主義の流れもあった。
1914年の第一次世界大戦勃発による第二インターナショナルの崩壊後、各国の社会民主党から左派が分離し、あらたに共産党を名乗る一方、右派は引き続き社会民主党を名乗った。ここにおいて修正主義、民主社会主義、社会改良主義の流れを汲むものが「社会民主主義」と呼ばれるようになり、革命主義的マルクス主義としての「共産主義」と対比されるようになった。
第一次世界大戦から第二次世界大戦に至るまでの間、社会民主主義者と共産主義者は険悪な関係にあることが多かったが、最終的に、第二次大戦後の社会主義インターナショナルによる1951年のフランクフルト宣言 ⇒[1]では、『民主的社会主義の目的と任務』が採択され、議会制民主主義に立脚した修正主義的、非ソ連型の民主的社会主義の路線を採ることを明確にした。