社会主義国(しゃかいしゅぎこく)は、社会主義を標榜する国家。
ソ連崩壊後も共産党が選挙を通じて政権を担った国(モルドバ、キプロス)や独裁体制を保持した中央アジア諸国は社会主義国とされない。その為、ソ連崩壊前に建設された共産主義を目指す国家群が社会主義国になると言える。
現在、社会主義国は中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、ベトナム、ラオス、キューバなどに限られている。
目次
1 社会主義国の歴史
1.1 社会主義国家の拡大
1.2 社会主義国家の消滅
1.3 社会主義国の抑圧体制
1.4 社会主義国の低生産性
1.5 社会主義国の現在
2 犠牲者に関するデータ
3 主な社会主義国
3.1 消滅した社会主義国
4 関連項目
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共産主義思想
マルクス主義 ? レーニン主義
スターリン主義 ? トロツキー主義
毛沢東思想 ? ユーロコミュニズム
国際組織
コミンテルン ? コミンフォルム
第四インターナショナル
人物
マルクス ? エンゲルス
レーニン ? トロツキー
スターリン ? 毛沢東
出来事
ロシア革命 ? 大粛清
スターリン批判 ? ハンガリー動乱
中ソ対立 ? 文化大革命
プラハの春 ? 天安門事件
東欧革命 ? ソ連崩壊
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19世紀の資本主義社会は過酷な労働環境をもたらすなど多くの矛盾・問題点を孕んでいた。その問題点は多くの学者によって分析され理想の社会が論じられてきたが、特にカール・マルクス・フリードリヒ・エンゲルスらは、資本主義が成熟した後に社会主義が実現しうるとした。
しかし、実際には成熟した資本主義国では社会主義革命は起らず、集中排除、社会福祉、労働法規、財政等の社会民主主義的政策によって、一応の安定をみた。一方ロシア等資本主義が成熟していない社会において、改革を急ぐ急進的な人々により暴力的に革命・改革は実行された。結果的に、社会主義革命はその理想とは裏腹に多くの悲惨な結果と犠牲者を残した。これは20世紀における最大の社会実験であった。
ソビエト連邦は革命の輸出と言う全く新しい世界侵略の方法を生み出し、国内向けには恐怖政治、国外向けには自国の軍事力に加え、各国の共産党に指示や武器等を与え、砕氷船理論をとることで世界を混乱させ、世界革命を実現しようとした。実際、第二次世界大戦後多くの東欧の国々が「解放」され社会主義国となった。
中国では、日本の敗戦により汪兆銘政権が崩壊した後に国共内戦が再開され、蒋介石率いる中国国民党が敗れ台北に逃走した結果、中国共産党の手により中華人民共和国が成立した。
ベトナムでは、1945年、終戦の混乱に乗じて旧仏領インドシナ地域が独立を宣言し、ベトナム民主共和国が成立した。