JRマグレブ MLX01-2。世界最高速度581km/h、山梨実験線にて。トランスラピッド(上海トランスラピッド)HSST - 愛知高速交通100L形(リニモ)
磁気浮上式鉄道(じきふじょうしきてつどう)とは、磁力による反発または吸引で軌道から浮上する車両を使う鉄道である。東海旅客鉄道(JR東海)では英語の“magnetic levitation”(磁気浮上)を省略した“Maglev”(マグレブ)と表現することが多い。
主な磁気浮上式鉄道には、ジェイアール式マグレブ(以下JRマグレブ)、HSST、トランスラピッドなどがある。2007年現在、世界最高速度は、日本のJRマグレブが2003年に記録した581 km/hである。
車輪がないので通常の鉄道のように動輪で推進することができず、非接触の推進手段を使う。現在実用化されているものはすべて、リニアモーターで推進するリニアモーターカーである(実験車両などを含めればその限りではない)。一方、リニアモーターカーの中には通常の鉄道のように車輪で車体を支えるものもあるので、リニアモーターカーすべてが磁気浮上鉄道というわけではない。
目次
1 磁気浮上鉄道の特徴
1.1 非接触推進による特徴
1.2 非接触浮上による特徴
2 磁気浮上鉄道の技術
2.1 磁気浮上の種類
2.2 案内の種類
2.3 駆動の種類
3 リニアモータの種類
3.1 リニア同期モータ(リニアシンクロナスモータ、LSM)
3.2 リニア誘導モータ(リニアインダクションモータ、LIM)
4 磁気浮上鉄道の要素技術分類
5 推進抵抗
5.1 空気抵抗
5.2 磁気抵抗
6 磁気浮上鉄道と他の交通機関との比較
7 磁気浮上鉄道の歴史
7.1 浮上鉄道のアイデア
7.2 磁気浮上鉄道の基礎研究・開発
7.3 磁気浮上鉄道の歴史の概略
8 これからの建設計画
9 最高速度記録
9.1 試運転での最高速度記録(主なもの)
9.2 営業運転の最高速度
10 博覧会での展示走行
11 主な磁気浮上式鉄道
11.1 JRマグレブ
11.2 HSST