石灰(せっかい、Lime)とは、生石灰(酸化カルシウム、CaO)または消石灰(水酸化カルシウム、Ca(OH)2)のこと。炭酸カルシウム(CaCO3)やカルシウム(Ca)を指すこともある。
消石灰は生石灰を水で消和してつくり、炭酸カルシウムは消石灰と二酸化炭素が反応してできる。「いしばい」ともいう。
目次
1 製法
2 産出
3 用途
4 関連項目
5 外部リンク
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生石灰は、石灰岩などの主成分である炭酸カルシウムを1,100°Cほどに加熱し、二酸化炭素を放出して分解させることで生成するが、これは人類が古代から知っている化学反応のひとつで、先史時代から知られている。化学反応式は以下のとおり。CaCO3 → CaO + CO2
石灰岩として石灰鉱山より産出する。 数億年前に生息していた珊瑚や貝殻の殻などが堆積して地層化し生成した箇所からは、副産出物として三葉虫、アンモナイト、海ユリといった化石が多く発見される。(詳細は、石灰岩を参照)
石灰石や貝殻・珊瑚などを焼いて石灰を作るための釜を、石灰釜という。石灰の用途は多岐にわたるが、土木材料としては、古代エジプトで発明されたモルタル、近代建築に欠かせないコンクリート、また伝統的日本家屋の白壁に使う漆喰の原材料でもある。
また、農業、園芸方面では、カルシウムを俗に石灰という場合もある。
安価で、よく湿気を吸うので菓子類などの乾燥剤として使われることも多い。
フレスコ画の原料。
関連項目
酸化カルシウム(生石灰) CaO
水酸化カルシウム(消石灰) Ca(OH)2
石灰岩(岩石名)、石灰石(鉱石名)、方解石・霰石(鉱物名) CaCO3
土壌改良
ラインパウダー
乾燥剤
ライムライト
栃木県佐野市 - 石灰石の採掘が盛んである。
埼玉県秩父市 - 石灰石の採掘が盛んである。
山口県美祢市 - 石灰石の採掘が盛んである。
外部リンク
⇒日本石灰協会/日本石灰工業組合
カテゴリ: 化成品 | 農業技術 | 建築材料
更新日時:2008年6月22日(日)13:39
取得日時:2008/10/08 16:40