留学(りゅうがく、るがく)とは、自国以外の国に在留して学術・技芸を学ぶことをいう。広義には自国以外の国に限らない場合もある。留学している人を「留学生」(りゅうがくせい、るがくしょう)という。
目次
1 概要
2 留学の種類
2.1 海外留学
2.2 交換留学
2.3 私費留学
2.4 官費留学
2.5 公費留学
2.6 社内留学
3 日本
3.1 日本の留学史
3.1.1 古代
3.1.2 中世から近世
3.1.3 近代
3.1.4 第二次世界大戦後
3.1.5 現代
3.2 日本への留学
4 アメリカ合衆国
4.1 米国の治安と銃社会
4.2 米国の医療制度と留学保険
4.3 米国大学院留学
5 中華人民共和国
5.1 官費留学
5.2 中華人民共和国への留学
6 ヨーロッパ
7 関連項目
8 脚注
9 参考文献
10 外部リンク
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近代においては、欧米では単に外国で教育を受けることに過ぎないが、かつての日本など、近代化を目指す国にとっては、国を代表して先進の文明を学んでくるといった気負いがあり、現在の留学のニュアンスにもその名残りが感じられる。これらの留学生は、自国に戻ってから政治・経済の近代化に大きく貢献した。
文化や制度や習慣・常識は国によって大きく違うことから、留学する際には事前調査と計画をしっかり立て、カルチャーショックなどにも備えておおく必要がある。また、逆にそういったことから自国の文化や制度、価値観や常識を見つめなおすことができるのも留学の利点であり、留学の動機とされることもある。他に現代では留学の動機として、外国語の習得や様々な人脈の形成、自己啓発、自己鍛錬などが増えている。
一般に、国が発展途上段階にあり、留学先の国との近代化の程度のギャップが大きい場合ほど、留学によって得た知識が生きる可能性が大きいといえるが、留学先が自国に比して顕著に先進的な国である場合には、留学費用などの点で、官費留学や社費留学などのシステムが整備されていないケースには留学が難しいことがある。また、自国が発展途上の段階にある場合には、そもそも出国や留学先の入国に法律上・事実上の制限がある場合や、外貨持ち出しの制限など経済的な制約が強い場合が多い。しかしそれでも一部の国では、学費が無料であったり、あるいは留学生に援助金を出したりするところもあるため、発展途上国から留学する学生も多い。
特にインド、ベトナム、カンボジア等の植民地の独立は、宗主国への留学生が中心となって行われた。
同義語に遊学があるが、遊学に比べ留学は「長期間留まって」の意が強く、その結果、外国において学ぶ場合に用いられる。なお、遊学の「遊(「游」も同義)」は、遊離・浮遊等に用いられる「(故郷等を)離れて」の意であり、従って、まじめに勉強しない留学生を揶揄的に遊学生と呼ぶのは、本来の意味ではない。
2001年の法改正により、国民健康保険に入っていれば、日本国外での保険対象内の医療費についても後で差額を請求することができるようになった。ただし、一旦は全額を自己負担する必要がある上、日本国内における医療費の値段が基準になる。また、一年以上の長期留学の場合は国民健康保険から脱退しないといけない。詳細は国民健康保険制度#海外での医療費参照。
夏時間を採用している国については、夏の間は日本との時差がずれるため注意が必要である。
なお、長期留学の渡航の際には復路はもともと利用するつもりが無くて格安往復航空券を購入する人もいるが、正当な理由なしに(購入した時点で利用するつもりが無かったことになるので、留学は正当な理由にはならない)復路を利用しなかった場合は、一般に罰金として正規料金との差額を請求されることがある。
留学の種類
海外留学
国内留学
山村留学 - 都市部の学生が地方に留学し、通常の教育の他に自然体験などを行う。
海外留学
正規留学
学術留学
研修留学
語学留学
お稽古留学
ワーキングホリデー(留学とされる場合がある)
交換留学
高校生の生活体験留学
AFS
YFU
自治体 姉妹都市協定を結んでいる都市間で行われる生活体験留学
ロータリークラブ 各国のロータリークラブ間の協定に基づき行われる生活体験留学
大学間協定に基づく
交換留学
機関間協定に基づく
交換留学
自己負担による留学。官費留学に対応する概念として存在するが、企業の従業員が企業の費用負担で派遣される留学に対比して、自らの出費にて留学する場合の概念としても用いられる。