界:動物界 ⇒Animalia
門:脊索動物門 ⇒Chordata
亜門:脊椎動物亜門 ⇒Vertebrata
綱:爬虫綱 ⇒Reptilia
目:カメ目 Testudines
Linnaeus, 1758
亜目
潜頸亜目
曲頸亜目
カメ(亀)は、爬虫綱・カメ目(Testudines)に分類される爬虫類の総称。
目次
1 分布
1.1 日本でみられる種
2 形態
2.1 甲羅
3 生態
4 分類
4.1 プロガノケリス亜目 Proganochelys
4.2 曲頸亜目 Pleurodira
4.3 潜頸亜目 Cryptodira
5 人間との関係
5.1 ペット
5.2 食用
5.3 鼈甲細工
6 文化
7 雑学
8 関連項目
9 外部リンク
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南極大陸を除いた熱帯、温帯に300種類程が分布する。ブランディングガメのように耐寒性を持ち水面が凍りついた環境でも生息する種もいる。
環境破壊や食用、ペット用の乱獲等により生息数の減少している種が多い。そのためワシントン条約により流通が規制されたり、原産国により保護される種が増えている。
外来種を含め、日本では以下の6科13種(うち2種は一部の亜種のみ)がみられる。
ウミガメ上科
ウミガメ科 - アカウミガメ、アオウミガメ(アオウミガメ、クロウミガメ)、タイマイ、ヒメウミガメ(上陸例なし)
オサガメ科 - オサガメ(上陸例なし)
カミツキガメ上科
カミツキガメ科 - カミツキガメ(亜種不明)
スッポン上科
スッポン科 - スッポン(=シナスッポン・ニホンスッポン)
リクガメ上科
ヌマガメ科 - アカミミガメ(亜種ミシシッピアカミミガメ)
イシガメ科 - クサガメ、セマルハコガメ(亜種ヤエヤマセマルハコガメ)、リュウキュウヤマガメ、ニホンイシガメ、ミナミイシガメ
(備考 - 発見例の少ない外来種を除く。亜種分類には諸説があるものも含む。)
なお、ゼニガメは本来ニホンイシガメの幼体を指す俗称だが、クサガメの幼体もゼニガメと呼ばれる
甲長10cm程度の種から甲長2m以上(カメは甲羅に頭部や四肢、尾を収納するその生態から全長の計測が困難であるため、大きさを表す際には甲長という背甲の直線距離により大きさを表す。)になるオサガメまで様々だが、中生代には恐竜と共に繁栄していた事が分かっている。アメリカでは、中生代・白亜紀の地層から甲長4mに及ぶアーケロン(Archelon spp.)という巨大なウミガメの化石が発見されている。
オスとメスの大きさは同じか、多くの種ではメスの方が大型化する。カンムリガメではオスの最大甲長が17.5cmなのに対し、メスは最大甲長が61cmに達する。主な二次性徴としてオスは陰茎を収納する関係から尾が太長く、交尾の時にメスに乗りやすいように腹甲が凹んでいることが多い。
カメの外見上の最大の特徴は、甲羅を持つ事である。甲骨板は外側が鱗(角質甲板)、内側が皮骨(骨甲板)で形成され、それぞれの継ぎ目をずらす事で強度を上げる工夫をしている。爬虫類で甲羅を持つのはカメ類だけで、トカゲ、ヘビ、ワニ等他の爬虫類との中間的な動物が発見されていない。よって爬虫類の始祖からどのように進化し、甲羅を持つに至ったのか詳しい事は不明である。