甲武鉄道
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甲武鉄道(こうぶてつどう)は、明治時代日本に存在していた鉄道事業者である。甲武鉄道社章
目次

1 会社概要

2 国電の元祖

3 駅一覧

4 車両

4.1 蒸気機関車

4.2 電車


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会社概要

東京(武蔵国)と甲府(甲斐国)を結ぶ鉄道を敷設すべく設立された私鉄であり、1889年新宿 - 立川間を開業したのを皮切りに1904年までに御茶ノ水 - 八王子間(27.8)を全通させた。当時、新宿 - 八王子間を、1日5往復、片道1時間3分で結んでいた。

八王子以遠は、鉄道敷設法に掲げる第1期建設線として、官設鉄道が建設を行っていた。

1906年(明治39年)公布鉄道国有法により同年10月1日に国有化され、中央本線の一部となった。

当初計画では、甲州街道および青梅街道沿いの敷設を予定していたが、住民の反対運動により田園・林野地域を通ることとし、沿線の農民は大変協力的で、ほぼ一直線に敷設することができた。そのため、国立にあるJR鉄道総合技術研究所(旧鉄道技術研究所)では北海道アメリカに本格的な試験設備が出来るまで、新型車両の試験線としても使用していた[要出典]。

西武国分寺線および西武新宿線の一部を建設した川越鉄道は、甲武鉄道の関連会社であり、甲武鉄道国有化までは連帯運輸を行っており、飯田町から国分寺を経由し、川越(現:本川越)までの直通列車が設定されていた。現在も、国分寺駅の国分寺線のホームが中央本線と並んでいるのはこの名残である。


国電の元祖

甲武鉄道は、1904年8月21日に飯田町 - 中野間を電化し、電車運転を行った。車体長10mほどの二軸車ではあったが、総括制御を採用し重連運転も可能で、郊外電車として十分な性能を備えていた。この車両は、国有鉄道最初の電車(国電の元祖)として特筆すべき存在である。同じ線路に電化された「電車」と非電化の「汽車」を走らせたのも甲武鉄道が元祖である。

甲武鉄道時代に28両、国有化後も4両が増備されたが、1915年までに電装解除・客車化のうえ、地方私鉄に譲渡されていった。そのうちの1両が、松本電気鉄道の新村車庫に保存されていたが、2007年10月、埼玉県さいたま市大宮区に開館した鉄道博物館で展示されることとなり、JR東日本に寄贈された。


駅一覧
御茶ノ水 - 八王子間(27.8
御茶ノ水駅 -(0.5哩)- 水道橋駅 -(0.3哩)- 飯田町駅 -(0.5哩)- 牛込駅 -(0.7哩)- 市ヶ谷駅 -(0.5哩) - 四ツ谷駅 -(0.8哩)- 信濃町駅 -(0.4哩)- 千駄ケ谷駅 -(0.6哩)- 代々木駅 -(0.5哩)- 新宿駅 -(0.9哩)- 大久保駅 -(0.6哩)- 柏木駅 -(1.3哩)- 中野駅 -(2.5哩)- 荻窪駅 -(2.3哩)- 吉祥寺駅 -(2.0哩)- 境駅 -(3.5哩)- 国分寺駅 -(3.8哩)- 立川駅 -(2.1哩)- 日野駅 -(1.4哩)- 豊田駅 -(2.6哩)- 八王子駅


車両


蒸気機関車

K1形(1, 2, 4, 5, 8, 9) - 英ナスミス・ウィルソン社製・軸配置2-4-2(1B1)タンク機→鉄道院600形(622?627)

192→3 - 英ニールソン社製・軸配置4-4-0(2B)テンダ機→1897年鉄道作業局に返還。のち鉄道院5400形(5406)

K2形(6, 7) - 独クラウス社製・軸配置0-4-0(B)タンク機→鉄道院10形(12, 13)

K3形(10?12) - 米ブルックス社製・軸配置2-6-2(1C1)タンク機→鉄道院3020形(3020?3022)

K4形(13, 14) - 独クラウス社製・軸配置0-6-0(C)タンク機→鉄道院1550形(1550, 1551)

K5形(15?17) - 独クラウス社製・軸配置0-6-0(C)タンク機→鉄道院2060形(2060?2062)


電車

甲武鉄道の電車を参照

鉄道国有法による被買収私鉄
北海道炭礦鉄道北海道鉄道日本鉄道岩越鉄道北越鉄道総武鉄道房総鉄道・甲武鉄道・七尾鉄道


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:Mamenoki