現生正定聚
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現生正定聚(げんしょうしょうじょうじゅ)とは、「現生不退(げんしょうふたい)」とも言う。また、日本仏教の宗派の一つである浄土真宗の教義の根幹を指す用語であり、親鸞信心の特徴をあらわすもっとも端的にまとまった用語である[要出典]。内容は、阿弥陀仏から回向された信心を受容すれば、浄土往生することが定まり、悟りを開いてになることが、その時点で決定していることをいう。つまり、今現在、仏となることが決まっているということである。

この言葉で表現されるように、親鸞は、それまでの浄土教義とは異なり[要出典]、信心は阿弥陀仏から人間に与えられるものであり、その信心を受容することで、浄土に往生でき、現在・現時点で仏となることが決定している(一念発起住正定聚、平生業成、即得往生住不退転)とした。そのため、(信心を得た後で)人間が称える「南無阿弥陀仏」という称名念仏は、その功徳により浄土へ往生しようとするためのものではなく、既に浄土へ行くことが決まっていることへの感謝の称名であると言うのである。

親鸞の主著である『教行信証』には、「かならず現生に十種の益を獲。なにものか十とする。一つには冥衆護持の益、二つには至徳具足の益、三つには転悪成善の益、四つには諸仏護念の益、五つには諸仏称讃の益、六つには心光常護の益、七つには心多歓喜の益、八つには知恩報徳の益、九つには常行大悲の益、十には正定聚に入る益なり。」

と論じてあり、それには、正定聚に入る益が含まれている。これらの十種の利益(りやく)を得るのは、金剛の信心を獲得した者であり、そのためには真実行を行ずるだけで良く、それにより、阿弥陀仏から信心が廻向され、仏になることが定まると論じたのである。 カテゴリ: 出典を必要とする記事 | 浄土系仏教

更新日時:2008年2月22日(金)20:00
取得日時:2008/08/30 20:42


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