現代物理学(Modern Physics)は古典物理学(Classical Physics)の対義語であり、広義には20世紀初頭以降の物理学の総称。狭義には、量子力学または相対性理論を指す。
量子力学は、電子や原子核などの微視的な粒子を対象にした物理学であり、 粒子と波動の二重性や確率解釈、不確定性原理、シュレーディンガー方程式等、それまでの古典物理の常識が通用しない理論体系である。例えば、
系に含まれる全ての質点の質量、位置、速度が与えられれば、ニュートンの運動方程式からその後の質点の運動は決定されうる
質点の位置と運動量は、それぞれに独立して測定・決定されうる
といった古典物理のパラダイムが転換されたことに文脈上重きを置く場合、古典物理学と現代物理学をこの狭義の意味合いで区別する。
一方、相対性理論は、光速に近い速度での運動を記述する特殊相対性理論と、強い重力場を記述する一般相対性理論の2つがある。特殊相対性理論は「時間の進み方は絶対的なものではなく観測者に依存して決まる」、一般相対性理論は「重力の正体は時空に生じる歪みである」などと結論するものであり、これらもまた古典物理の前提を大きく変更する。
現代物理学の始まりは、アルベルト・アインシュタインが光電効果、ブラウン運動、特殊相対性理論の3つの重要な理論を発表した1905年とすることが普通である。 カテゴリ: 物理学
更新日時:2008年4月25日(金)17:52
取得日時:2008/09/05 22:10