本項の記述は最新の法令改正を反映していない場合があります。ご自身が現実に遭遇した事件については法律の専門家にご相談ください。免責事項もお読みください。
犯罪(はんざい、英語:Crime)とは、一般には、法によって禁じられ刑罰が科される根拠となる事実・行為をいうが、それぞれの学問分野においては、より実質的な定義がなされることもある。犯罪について帰責され刑罰の対象となる者は、犯罪者(犯人、英語:Criminals)と呼ばれる。
目次
1 犯罪の分類
2 犯罪に関する学問
3 刑法上の犯罪
3.1 定義
3.1.1 構成要件該当性
3.1.2 違法性
3.1.3 責任
3.1.4 その他
3.2 刑法の定める犯罪リスト
4 犯罪とマスメディア
5 関連項目
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犯罪の分類
主体による分類
少年犯罪、女性犯罪(女子犯罪)、外国人犯罪、組織犯罪、企業犯罪、精神障害者犯罪、常習者犯罪
客体及び行為態様による分類
高齢者虐待、児童虐待、お礼参り、おたく狩り、おやじ狩り
行為者の心理による分類
愉快犯、模倣犯、確信犯、過失犯
状況、手段、社会的背景による分類
郊外型犯罪、都市型犯罪、交通犯罪、サイバー犯罪、企業犯罪
法律に定められた行為類型による分類
殺人、監禁、誘拐、窃盗、詐欺、薬物犯罪
罪刑法定主義が前提とされている社会においては、何が犯罪とされているかは刑法などの法典に明示されており、何らかの非行や逸脱行為、反社会的行為の類がただちに刑法上の犯罪とされることはない。法典の文言は一般の国民にとって難解で、しばしばその限界が問題になるため、法解釈学の一つとして刑法学が発展してきた。
また、事実としての犯罪の現象と原因、予防方法を研究する学問の分野を広義の犯罪学という。うち、犯罪の現象と原因を研究する学問の分野を狭義の犯罪学という。詳細は犯罪学を参照。
犯罪者に対する取り扱いや政策の問題を取り扱った学問の分野を刑事政策という。刑事学と呼ばれることもあるが、刑事学という用語はより広範な意味で用いられることもある(刑事学を参照。)。
刑法学、犯罪学、刑事政策それぞれの学問分野の関係や体系的な位置、役割分担については、それぞれの研究者によって違いがある。
日本の刑法
刑事法
刑法
刑法学 ? 犯罪 ? 刑罰
罪刑法定主義
犯罪論
構成要件 ? 実行行為 ? 不作為犯
間接正犯 ? 未遂 ? 既遂 ? 中止犯
不能犯 ? 相当因果関係
違法性 ? 違法性阻却事由
正当行為 ? 正当防衛 ? 緊急避難
責任 ? 責任主義
責任能力 ? 心神喪失 ? 心神耗弱
故意 ? 故意犯 ? 錯誤
過失 ? 過失犯
期待可能性
誤想防衛 ? 過剰防衛
共犯 ? 正犯 ? 共同正犯
共謀共同正犯 ? 教唆犯 ? 幇助犯
罪数
観念的競合 ? 牽連犯 ? 併合罪