物理量(ぶつりりょう、physical quantity)とは、質量、長さ、体積、圧力、時間などのような、物体や物質(場やエネルギーも含む)などの測定対象に固有な、客観的に測定できる量、およびその量を用いて算出できる量のこと。
例えば心理量や感覚量、感性量と呼ばれる量は、測定対象が同じでも受け取る人や生物により異なるので物理量とは言えない。また物価なども社会的に変化するものなので、物に固有ではなく物理量とは言えない。光度や音の大きさ(loudness)のような心理物理量と呼ばれる量は、感覚量と相関する量ではあるが測定対象が同じなら同じ値となるように定義されており、物理量に含めても差し支えはない。
物理量を知るには測定方法を定めなくてはならない。また、測定方法を定めることにより物理量を定義することもできる。これを操作的な定義という。多くの物理量は測定器により測定されている。
物理量を表現するときは、その物理量の一定量を単位として約束し、数値と単位の積としてかきあらわす。物理量の単位を物理単位という。物理単位については国際単位系が定められ使用が推奨されている。日本国内では計量法により推奨単位が定められている。
物理量は次元が明確なものに限られる。一般的に、質量、長さ、時間、電流、絶対温度、物質量(モル数)、光度の7つを基本量とする国際単位系が採用されている。その他の物理量はこれらの基本量の加減乗除などの演算であらわされる。
物理量には電荷やエネルギーといったスカラー量、速度や力といったベクトル量、テンソル量などがある。
SI組立単位におもな物理量の単位一覧が掲載されている。
質量の次元をMn、長さをLn、時間をTn、電流をAnであらわす。
物理量次元標準的な記号関連する量
質量Mm,μ密度ρ、慣性モーメントI
長さLl,x位置r (ベクトル)
時間Tt,T
電流AI,i
速さLT-1v,u速度v (ベクトル)
力MLT-2f,F運動量p,力積,トルクN
エネルギーML2T-2E,U
電荷TAq
電圧、電位差ML2T-3A-1V
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センサ
アクチュエータ
エルミート作用素
カテゴリ: 測定 | 物理量
更新日時:2008年6月12日(木)12:19
取得日時:2008/07/26 08:51