物的流通(ぶってきりゅうつう:Physical Distribution 〈PD〉)の略としての物流(ぶつりゅう)とは、生産物を生産者から消費者へ引き渡す(空間および時間を克服する)ことである。
主な機能としては、輸送・配送の他、保管・荷役(にやく・にえき)・包装・流通加工・物流情報処理がある。
その中でも、輸送・保管・荷役・包装・流通加工は「物流5大機能」と言われる。
商流が営業等販売活動や代金回収活動を業務の流れと捉えているのに対し、物流は生産物を移動あるいは保管する業務の流れを指す。広義には、生産活動としての人の搬送も含める場合がある。
生産活動を営む者の視点により、調達物流、販売物流、場内物流、返品物流、末端物流など対象領域を定義した言葉を用いることがある。 ※一般的に「調達物流」、「販売物流」、「社内物流」、「返品物流」という物流4領域に分けられる。
特に1970年代以降、販売物流の領域として、より効率的にニーズにあった生産物を消費者に届け、新鮮・低価格といった付加価値を提供するための活動が産業界で盛んになっている。物流が生産物の移動・保管に主軸を置いた言葉であるのに対し、原料生産者・加工者・販売者を密に繋いだ供給主体のより包括的な経済行為をマネジメント面から強調する言葉として、ロジスティクス、サプライチェーン・マネジメントがある。詳しくは各項目を参照。
物資流動(ぶっしりゅうどう:Freight Transport)の略としての物流とは、交通分野の用語で、単にある場所からある場所への「物」の移動のことである。この物資流動と対になる用語として「人」の移動を表すパーソントリップ(Person Trip)がある。
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更新日時:2008年5月7日(水)12:08
取得日時:2008/07/06 15:44