火鼠(かそ、ひねずみ、ひのねずみ)は、中国に伝わる怪物の一種。火光獣(かこうじゅう)とも呼ばれる。
南方の果ての火山の炎の中にある、不尽木(ふじんぼく)という燃え尽きない木の中に棲んでいるとされる。一説に、崑崙に棲むとも言われる。
体重が約250kgの大鼠で、毛の長さは50cmあり絹糸よりも細い。
火の中では身体が赤く、外に出ると白くなる。火の外に出ているときに水をかけると死んでしまうという。
火鼠の毛から織って作った火浣布(かかんふ)は、火に燃えず、汚れても火に入れると真っ白になるという特別な布だったという。
『隋書西域志』によると、史国に「火鼠毛」が産するという。史国とは昭武九姓の1つで、現在のウズベキスタンのシャフリサブスにあった都市国家である。
日本の『竹取物語』で、かぐや姫が阿倍御主人に出した難題が「火鼠の皮衣(ひねずみのかわぎぬ)」である。『竹取物語』では、火鼠の皮衣は天竺(インド)産であるとされている。
参考文献
草野巧 『幻想動物事典』 新紀元社、1997年、79頁。
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カテゴリ: 神話伝説の哺乳類 | 中国関連のスタブ項目
更新日時:2008年6月13日(金)03:17
取得日時:2008/09/07 11:43